映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『真・女立喰師列伝』

2008年09月16日 | Weblog
真・女立喰師列伝 - goo 映画

よい

押井守、神山健治、湯浅弘章、神谷誠 監督
ひし美ゆり子、吉祥寺怪人、鈴木敏夫、水野美紀、辻本一樹、川本淳市、安藤麻吹、神山健治、藤田陽子、和田聰宏、若松武史、小倉優子、池内万作、佐伯日菜子 出演

立喰いによる無銭飲食を生業とする架空の仕事師=≪立喰師≫の、6つのストーリー。「金魚姫 鼈甲飴の有理」…巧みな話術と背中の金魚の刺青を武器に、縁日の飴屋店主に賭けを挑んだ“伝説の女立喰師”と、彼女の現在のゆくえを捜し歩くカメラマン。遂に出会い、背中の金魚をを撮影したいと申し出て…。

第二話の「荒野の弐挺拳銃 バーボンのミキ」と第三話の「Dandelion 学食のマブ」のデキが素人同然だが、それ以外はよかった。

第三話に関しては映像、シナリオ、演技どれをとってもひどくて「悪い」という評価を与えていいと思う。

前作の趣味に走ったところから、すこしは客のことを考えたつくりになっている。
前作に関しては以下を参照してほしい。

http://blog.goo.ne.jp/jm131/e/04fde9dbec2aebb71b971b7f414ba106

押井守監督作品のふたつはさすがに完成度が高いが、驚いたのが第四話の「草間のささやき 氷苺の玖実」である。藤田陽子の美しさ、ストーリーも立喰師シリーズにしておくのがもったいないほどである。

小倉優子主演の作品も、80年代に青春をすごした人にはおもしろいパロディになっている。


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