パリから帰ってきて一週間。
昨夜の深夜のフライトで娘と黒猫がヴァージニア州へ帰ってしまった。
ロースクール卒業まで残すところ数ヶ月、
身体に気をつけて最後の学生生活を楽しんでほしい。
さて、パリ滞在5日目にどこに行ったか何を食べたかということについては
後日書くことにして、
今日はパリで気づいたことについて書こうと思う。
地下鉄のドアについては先日書いた通りだけれど、
パリの街は、なにせ歩道が狭い(シャンゼリゼ通りは別)。
一人かギリギリ二人並んで歩けるかどうか。
でも後ろから早足の人が追い越してくるので二人並んで歩いて歩道をブロックしてしまうのは良くない。
それに、歩道の端には犬の落とし物がよくあるので
お店のショーウィンドウに見とれて踏まないように気をつけなくちゃいけない。
アメリカもそうだけれど、ちゃんと拾って帰る飼い主とそうでない飼い主がいるんだなあ。
その点日本はちゃんと拾う飼い主は圧倒的に多いと思う。
小の方でもスプレーボトルを持ち歩き、水をかけて薄めてるのだから本当に感心する。
昔、よくフランスの人はツンとしていてあまりフレンドリーではないと聞いていたけれど
辻さんのブログを読む限りそういう印象ではなくなっていたのでどんなものかなと思っていたら、
わたしの印象ではまずほとんどの人が笑顔でやさしかった。
英語を話す人も多く、お店などではほぼ問題なくやり過ごせた。
それと、意外だったのはタバコを吸う若者がとても多かったこと。
カフェの外に座って会話しながらタバコを指に挟んだ手を下の方に向けている光景が印象に残っている。
身体に悪いのになと思いつつ、なんだかちょっとかっこよく見えてしまった。
かっこいいと言えば、なんとオシャレでかっこいい老若男女の多いことか!
さすがファッションのメッカ、パリ。
宿のアパルトマンの窓から行き交う人を見るのが好きだった(笑)
娘と二人で「見てあの人!オシャレ!」と大騒ぎ。
道ですれ違うおばあちゃんもおじいちゃんも古い映画の中から飛び出してきたかのようで
振り返って見てしまうこともあった。
どんなふうにオシャレなのかというと、
ファッション誌に出てくるような派手な感じではなく、
全体的にスッキリとしてシンプル、帽子やスカーフ、マフラーがアクセントになっている感じ。
特に高価な洋服という感じでもなく、お化粧も濃くない人が多いという印象を受けた。
さて、ニュースによると
フランス全土で19日、政府の年金改革案に反対するストが始まり、
駅が封鎖され、公共交通機関の運行が減らされているらしい。
ちょっとタイミングがずれてたら大変だったかも。
でも実はパリはわりと小さな街なので歩いて観光しようと思えばなんとかできてしまうと思う。
ほんと、歩いた歩いた(笑)
平均して1日1万8千歩くらいは歩いたと娘が言っていて意外と少なかったなあと(笑)
途中、右股関節がちょっとおかしくなって心配したけど、すぐに回復してくれて最後まで普通に歩けたことに感謝。
さて、今晩はもう寝る時間となりました。
おやすみなさい。