2月14日「ヨシカミ」牛ヒレステーキ150g、ビーフシチュー(浅草)
最初は東向島のKに行くハズだった。ちょっと値がはるが、確実に神戸牛が食べられる。100gぐらいなら行ける。
と考え、浅草で東武伊勢崎線に乗ろうとしたが、ふと、「ヨシカミ」のことを思い出した。
昨年10月に行っていらい久しく行ってない。そりゃ、いろんな店に行きたかったしね。毎月「ヨシカミ」詣でをしようとしたが、つい足が遠のいた。
でも、久しぶりに行くチャンスが到来。しかも、土曜日のサービスランチは150gステーキだったはず。これにコーンポタージュとサラダとパンorライス、コーヒーまでついて3300円だ。まあ、150だったら次の店も行けるはず。つまり、梯子まで考えていた。
開店から10分過ぎに着き、早くも満席。30分待ち。しばらく、浅草散策をして25分潰してまた再び店に。ふと、表のメニュー表を見る。すると、サービスランチが1000円近く値上がりしている。これではサービス感が下がった。で、よく見てみると、牛ヒレステーキ150gでピンなら3250円。
さらにここで悪魔が耳元で囁いた。
“どうせなら「ヨシカミ」二大名物メニューのステーキとビーフシチューを一緒にたのんじゃいなよ。”
ちっともお得じゃないのに「それだ!」と思い込み、テーブル席に着くと、
「牛ヒレステーキ150gとビーフシチュー、あと赤ワインをグラスで」
やっちまいましたよ。
で、ほぼ一緒に来るんだな、これが。
前に牛ヒレステーキ200gを食べた時は小さく見えたステーキが、なぜか今日は普通サイズ、いや200gの間違えじゃん、ぐらいに見えた。
そしてビーフシチュー。
シチューが濃厚なのは予想通りだが、具がどれもデカい。
肉に関しては、切り心地、柔らかさ、味、タレとの相性、付け合わせなど相変わらずパーフェクト。さらに言うと、「ヨシカミ」に関してはロースよりヒレを頼むべし。肉厚なのに柔らかい感動は牛ヒレステーキにあり。タレもかかっているのに実は控え目。
ビーフシチューには牛の角煮とステーキの付け合わせにつく野菜とポテトフライがそのまま入っている。
つまり、牛ヒレステーキとビーフシチューはダブルメインイベント、てかロード・ウォリアーズ、いや、ハンセン・ブロディ組のような超ヘビー 級の組み合わせだった。明らかに欲張り過ぎた。
この後、東向島のKに行こうとしたが……「ヨシカミ」スタートでステーキの梯子は無謀であることを思い知らされた。
★★★★★