前回の「三好弥」はステーキ専門ではない下町の洋食屋とは言えちょっと敗北感があった。
となると、やっぱりドライエイジング製法の黒毛和牛のA5じゃなきゃダメかな……とも思ったがそうそう毎回5000円以上出すわけにはいかない。
ということで、ステーキ専門でリーズナブルな店を、と考え「ステーキけん」へ。
いわゆるファミレスタイプの店で、サラダバー&ドリンクバー食べ放題・飲み放題が売り。
かつて、小学校高学年から二十歳位まで小川家ではステーキ専門ファミレス「いわたき」三郷店での月1でのディナーがあった。その「いわたき」では本格的なステーキにも感動したが、さらに当時としては衝撃的だったのがサラダ・デザート・スープの食べ放題・飲み放題だった! ガストがすかいらーくだった頃で、各ファミレスではまだドリンクバーなるものがなかった時代において、ファミレス激戦区の三郷で「いわたき」は常に超満員だった。
話は大分それちゃったけど、要はサラダバー・ドリンクバーがあるサービスを見て「いわたき」を思い出した。つまりはファミレス。いつもぼっちの俺にとっては居心地は良くない。しかも禁煙。
そんなアウェイ感丸出しの中、けんステーキのレギュラー(200g)とグラスワインを注文。これで2000円以下というのはありがたい。
わりと早くステーキが来る。写真でご覧頂いて伝わるかわからないが、200gのわりに大きく、厚みもある。ちょっと切りにくいが、食べ心地としてはちょうどいい。基本、ちょい柔らかく、部分的に硬さも楽しめる。タレをつけなくても美味しいが、「ステーキけん」特製の「けんタレ」をつけると2倍、3倍の美味さに!! タレをつけないでも濃厚な味を堪能出来るドライエイジング製法の黒毛和牛のA5の肉もいいが、ミディアムでちょい硬い食感はなかなか出せるもんじゃないし、「けんタレ」と牛肉のハーモニーがシン・リジーのギターのユニゾンみたいでまた素晴らしい。
洋食屋だから仕方ないとは言え「けんステーキ」以上の値段がする「三好弥」のステーキ定食より遥かにステーキらしく、ステーキを食べた感動がある。
さらに、あの「ヨシカミ」のF1のヒレステーキと比べて「けんステーキ」は唯一勝るものがある。それは付け合わせのポテトとコーン。「ヨシカミ」のステーキの唯一の不満要素は付け合わせのアスパラがあきらかに缶詰めの物で、ポテトも「肉のハナマサ」辺りで仕入れたと思われる冷凍品を油で揚げただけのものだった。ところが、「ステーキけん」のポテトはちゃんと剥いて揚げたもの、という感じがする。例え冷凍品だとしても質が明らかに上。コーンは冷凍品かもしれないが、ステーキ用で余った「けんタレ」をかけて食えば映画をエンドロールまで楽しむように食べられる。ひょっとしたら「ステーキけん」は「ヨシカミ」と同じ肉を使ってステーキを提供するなら「ヨシカミ」よりも上かも。
「ミスター・デンジャー」と比べても肉の楽しみ方・味わい方が違うので甲乙つけがたいが、上は800gのメガサイズを、さらにはリブアイスやテンダーロイン、Tボーンなど幅広く扱っている分「ステーキけん」の方が……。いやいや、「ミスター・デンジャー」もいろいろ工夫があるからね。
この両店には最近流行りの黒毛和牛やブラック・アンガスを提供する高級店に負けないで欲しい。両店とも再訪予定だけど、黒毛和牛やブラック・アンガスを提供する高級店ももう少し余裕が持てたらまた行く。
「ステーキけん」、ステーキ専門ファミレスの意地を堪能した。「ステーキのどん」や郊外にしかない「ステーキ 宮」にも行きたいね。
★★★★
となると、やっぱりドライエイジング製法の黒毛和牛のA5じゃなきゃダメかな……とも思ったがそうそう毎回5000円以上出すわけにはいかない。
ということで、ステーキ専門でリーズナブルな店を、と考え「ステーキけん」へ。
いわゆるファミレスタイプの店で、サラダバー&ドリンクバー食べ放題・飲み放題が売り。
かつて、小学校高学年から二十歳位まで小川家ではステーキ専門ファミレス「いわたき」三郷店での月1でのディナーがあった。その「いわたき」では本格的なステーキにも感動したが、さらに当時としては衝撃的だったのがサラダ・デザート・スープの食べ放題・飲み放題だった! ガストがすかいらーくだった頃で、各ファミレスではまだドリンクバーなるものがなかった時代において、ファミレス激戦区の三郷で「いわたき」は常に超満員だった。
話は大分それちゃったけど、要はサラダバー・ドリンクバーがあるサービスを見て「いわたき」を思い出した。つまりはファミレス。いつもぼっちの俺にとっては居心地は良くない。しかも禁煙。
そんなアウェイ感丸出しの中、けんステーキのレギュラー(200g)とグラスワインを注文。これで2000円以下というのはありがたい。
わりと早くステーキが来る。写真でご覧頂いて伝わるかわからないが、200gのわりに大きく、厚みもある。ちょっと切りにくいが、食べ心地としてはちょうどいい。基本、ちょい柔らかく、部分的に硬さも楽しめる。タレをつけなくても美味しいが、「ステーキけん」特製の「けんタレ」をつけると2倍、3倍の美味さに!! タレをつけないでも濃厚な味を堪能出来るドライエイジング製法の黒毛和牛のA5の肉もいいが、ミディアムでちょい硬い食感はなかなか出せるもんじゃないし、「けんタレ」と牛肉のハーモニーがシン・リジーのギターのユニゾンみたいでまた素晴らしい。
洋食屋だから仕方ないとは言え「けんステーキ」以上の値段がする「三好弥」のステーキ定食より遥かにステーキらしく、ステーキを食べた感動がある。
さらに、あの「ヨシカミ」のF1のヒレステーキと比べて「けんステーキ」は唯一勝るものがある。それは付け合わせのポテトとコーン。「ヨシカミ」のステーキの唯一の不満要素は付け合わせのアスパラがあきらかに缶詰めの物で、ポテトも「肉のハナマサ」辺りで仕入れたと思われる冷凍品を油で揚げただけのものだった。ところが、「ステーキけん」のポテトはちゃんと剥いて揚げたもの、という感じがする。例え冷凍品だとしても質が明らかに上。コーンは冷凍品かもしれないが、ステーキ用で余った「けんタレ」をかけて食えば映画をエンドロールまで楽しむように食べられる。ひょっとしたら「ステーキけん」は「ヨシカミ」と同じ肉を使ってステーキを提供するなら「ヨシカミ」よりも上かも。
「ミスター・デンジャー」と比べても肉の楽しみ方・味わい方が違うので甲乙つけがたいが、上は800gのメガサイズを、さらにはリブアイスやテンダーロイン、Tボーンなど幅広く扱っている分「ステーキけん」の方が……。いやいや、「ミスター・デンジャー」もいろいろ工夫があるからね。
この両店には最近流行りの黒毛和牛やブラック・アンガスを提供する高級店に負けないで欲しい。両店とも再訪予定だけど、黒毛和牛やブラック・アンガスを提供する高級店ももう少し余裕が持てたらまた行く。
「ステーキけん」、ステーキ専門ファミレスの意地を堪能した。「ステーキのどん」や郊外にしかない「ステーキ 宮」にも行きたいね。
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