>規制緩和をしながら民間の力を最大限に活用することが成長につながるが、ある意味、『国がコントロールするんだ』みたいな発想は、僕は違うと思っています」と「新自由主義路線」の見直しを看板に掲げた岸田新総裁に姿勢を疑問視。府政トップとしても「国、中央がすべてやればいいというような発想は違う」と否定的だった。
基本的に二つの問題があると思います。
一つは岸田さんの言う「成長と分配」で3割自治なので国が率先して分配の部分で格差是正を考えていかないと地方では資金源が心許ないです。
地方が実施するとしても国から交付金や補助金名目で予算をつけないと出来ないのかと思います。
もう一つはリベラルとしての方向であるなら、新自由主義のように小さな政府にして節約、財政重視になるのか見極めないと難しいです。
そもそもこれまでの元凶は麻生さんで財政難を盾に必要な投資に回らないのでしょう。
それに地方のインフラ整備などは税金として回収出来ないのでしたからますますこの負のスパイラルから抜け出せなくなりますよね。
それにこんな事を言っても悪いのですが既に都会の密度は高く出来れば地方都市への集中的な投資や災害避難対策をした方が良いくらいです。
東京都や大阪府は酷い言い方をすれば再開発と同時に個々の建物の強度やインフラの再整備でかなり対処し易いのかと思います。
問題は神奈川県の場合のような雇用問題で特にミスマッチングなどの問題があるのでしょう。
セーフティネット的な表現は簡単ですが現実はどうもホームレスのような存在ではなく、コロナ失業のような状況なのかと見えてきます。
基本的には経済の活性化とコロナ対策、そして公立団地のような安い家賃の施設なのでしょう。
そう言う構想が描ければそんなに今の感染状況なら経済活性化で改善するのでしょう。
基本的に対立軸でアピールするより実績や方法の構築でアピールする方がいい印象です。
下手に何かを発信するとかえってネットの反応は厳しいのかと思います。
丸投げしない政治に変更していく為のツールやこまめな打合せなど進捗管理していって更に対処するだけの力が必要なのです。だが、重症者用病床の確保やその人材の確保で如何に地方の行政が医師会などや専門家との間で説得するような事も難しかったのか知れました。
また、反対に国に報告をあげて新規に施設を作るなども遅れた事からなかなか容易ではないのも知れた事です。
マスコミも政党間の争いで誤魔化さないできちんと政策の内容や成果を詰めないと結局は国民の為になりません。
そして何よりも良くないのは綺麗事を掲げてしまうのはやめて、現実的な点を評価しなければなりません。
スポーツ紙が頑張ってもきちんとした行政の詳細まで詰められるとは思えないのです。
ワイドショーでもそうですが、今回の総裁選の結果からすれば、情報戦に錯綜して2位3位連合のような勝つ為には思想の違いも厭わないような組合せですから。
情報を積み上げたのにそれが活かされないどころか討論会の真逆同士で勝ち組になる節操の無さです。
維新のような取組をしている人達や東京都の小池都知事のように正々堂々としているのか疑問です。
なので大阪府としてアピールしてより具体的に協力していける点を示した方が得策ではないかと思います。