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コラム:緊急事態解除で経済再開どこまで、日本に求められる工程表

2020-05-15 07:41:18 | ニュース

田巻一彦
ロイターシニアエディター。慶大卒。毎日新聞経済部を経て、ロイター副編集長、ニュースエディターなどを歴任。東京都出身。

目次
<どうなる夏休みの旅行> 
<許容される経済活動はどこまでか> 
<不安残ればデフレに> 
<PCR拡大へ総力挙げるべき> 

休業要請ですから、本質的な判断は個々の会社でもしなければなりません。
国の基本方針で規制されているだけなら、確かに規制解除待ちなのでしょう。
しかし、現実的には鉄道とか動いたままでしたから、5月21日で解除でも
5月31日でも準備が少なくて済む会社は再スタートをするだけです。
問題なのは準備が多い会社で予定を組まないといけないとか、
発注する物品が多い場合とかと思われます。
となると損失最小のスタートを描くしかないのですよね。

それと基本的には「新しい生活様式」 を意識した状況は続くのかと
それで顧客が来ない事も念頭に置くことになるのでしょう。

例えば、記事には書いていませんが「自粛警察」と呼ばれるような地域の反対をする人達の問題とかも整理しないとなかなか社会的にフェアではありません。

デフレマインドよりは個人的には買い占めとか転売屋とかの方が嫌です。
社会的なロスだけでなく、不快なうえに困らせられるのですから。

この記事を書いた人がどの程度詳しいのか知りませんが
>自分はウイルス陰性であり、周囲に陽性者がいないという「確信」が存在することだ。 
は相当難しく小さな国や地域でやっと成立するだけなのでしょう。

PCR検査も大規模にやる以前にネックとなっている点の解消すら進んでいっていません。
原因は検査体制が十分に整備されていなかったとされています。
整いだしているのですがそれでも増えないのは医師が必要と感じていない状況まで感染者が出ていないのも有るのかと思います。

以上、記事に沿って自分の思う所を書きましたが、いきなりOFFからONではなく
感染対策をしながらゆっくりと顧客の信頼を得ていくしかありません。
そもそも首都圏自体過密で現時点でも必要な買い物をするだけで密が生まれます。
満員電車も相変わらずですし、品川駅はウィークデー通常の込み具合ですから。
社会的な妥協点を模索する中で見切り発車なのかと思い、心配でもあります。
なんて言うか日本の社会が完璧でこれまでスケジュール通りに熟す事が出来ました。
それ故、それが当然の風潮でしたがその裏では一部の人の勤勉さで成立していたのかと感謝するのです。
新型コロナウイルスで感染症が怖いとなって初めてその人達が一斉に考えを変えた訳ですから仕方ありません。
先ずは治療の向上とワクチン開発でしょう。
国に決めなければならない状況下で無くなれば民意の問題です。
マスコミが鎮静化して報道し無くなれば意識されるのも減ります。
経済活動を再開すれば自然と感染機会は増えてくるおそれもあります。

最後にホリエモンさんが思っているような自己判断の社会がどうしても
避けられないのかと見えてきます。
これまで信用しきっていた社会がもしかすると感染と言う疑いで頼れなくなってきたのですから。
少なくとも国を信頼するのも考えなくてはならないのでしょうね。

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