この話をテレビで取り上げていたので、検索して自分が実感していないのを知りました。
国立大学では既に理事会と評議会で
その権限も決まっているようです。
記事に戻って問題点を書くと
>ただ、私学関係団体からは、学外のみで構成される評議員会への権限集中について「建学の精神を瓦解(がかい)させる」などと反発が出ている。
問題はおそらく補助金やその学校の入学金などの収入と建学の費用でどうなのかです。
その経営からしてもおそらくは収入が主体で補助金無しには成り立たないのかと思います。
それでも建学の精神と言うのはこれまでは継続されてきました。
ただ、学生への浸透は大学によりますよね。
更に少子化の中で経営が厳しくなれば、大学の自治とか言ってられるのか分かりません。
それと現実的には私学助成で成り立っているのに評議会のような第三者組織に対応しきれないのも気になる点です。
つまり、大学の自治とか言っていた割に実際の経営や大学の方針、そのコンプライアンスに至るまで国際的な方法とは違うような存在だったのかもしれません。
大学によっては大学の他に経営母体に理事長がいて実質的には大学からすれば部外者になります。
それで言えば、評議会を作っても理事会と大学で大学側に近いとなれば保護者などから遠ざかる事もあると懸念されます。
屋上屋を重ねると言う訳ではありませんが、その評議会の公正性担保をどうするのか難しいです。
それに私学が第三者にするなら国公立も第三者でしかも大学関係者は除外しないと無意味です。
結局は今のような大学の存在で意義を強く言えるのは限られた大学でしかない現状から言っても私物化されないだけでもまだ良いと諦めて弁護士や会計士などの専門職を配する程度が限界なのかと思います。
テレビ等で偉そうな事を言うほど、日本の大学が機能しているのか、それをきちんと説明しておかないとダメです。
大学の自治と言う割に学内が問題なら無意味です。
それと輩出した人間がトラブルを起こすようでは意義を問われます。
某政治家さんのように不祥事を繰り返してもそのままの方がいるようでは評議会とか言っても所詮経営か法令遵守で人物の育成までは無理なのかと思います。
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