「なんでそんなに?」内閣支持率7ポイントアップの波紋 JNN世論調査解説(TBS NEWS DIG Powered by JNN)
基本的な話だが、支持率29.8%は低い部類です。
危機的に酷い状況を脱した程度の話なのに原因追及しても答えは野党立憲民主に政権を渡す不安くらいしか思い当たりません。
党内処分が不服であっても選挙で負けて下野しない内は与党にして予算、権限を握るのですから。
そして国際環境はロシア、イスラエルの侵攻で経済的に舵取りが難しい状況です。
野党に渡して、円高へと向かって舵を切れば金利が上昇してまたデフレ不況とかの懸念があります。
野党が行うと物価対策も業界ではなく、個人などへと変えた時に個人消費はそれなりになります。
ただ、そのツケは新型コロナ同様に額が大きく予算に影響します。
過去の野党の首長さんの自治体が赤字だったように。
マスコミが誰か与党内から総裁に相応しい人物を選べればまだその人を中心に話が展開するのです。
昔なら清潔感があるだけでもリリーフ出来たのですが、この難局にそれでは難しいだけです。
出て来る前に『出る杭は打たれる』をやられてしまっています。
単に攻撃しないだけでもまだ公約合戦になってより良い方向へターン出来るのにその前に問題点を挙げ連ねて潰してしまうと現状の岸田首相で妥協してしまいそうです。
ですが、一番の問題は判断もこれまでの常識とは違っています。
派閥の解体にしてもそれがどうなるのかわかりませんが、猪突猛進が如く動かしてしまいます。
ですが、あまりにドラマティックな展開に先が見えないのです。
それとネットとかの騒ぐ連中もこれだけの事が起きてもその実現性を危ぶんで確信を得ていないようです。
結果として騒ぎたいだけ、批判したいだけのネットの投稿はリアルな状況を見ないで流れで判断しています。
党内処分でも処分でひと段落着いたと思う人が少数居ても不思議ではないのでしょうけど、大半は現状の改憲可能な勢力状況から過半数程度までお灸をすえるのがバランスよくなるのでしょう。
解散させないで9月の総裁選で交代させるようなシナリオが浮上して来そうです。
問題は立憲民主の泉代表がその間に何か現状打破するだけの改革が出せるのかです。
国際的な問題で資源高、食料品高と物価高騰させています。
それに加えて円安ですから、せめて物価対策で実質賃金のプラスに転じさせるような動きがないとメリットはないのでしょう。
ネットで騒いでいる連中なら自民下野でも盛り上がりますが、実際の生活が良くならないと無意味です。