総裁選　石破茂氏　出馬について明言避ける　電話取材に「まず臨時国会が先」

石破さんの動向もきになるんでしょうけど、組織論的には成立しないのかと思われます。

特に派閥力学的な数の話になると例え総裁に成れても今の都知事と同じように

議会での数を掌握していないような状況になります。

正論は通りますが、下記のような事柄は絶対に譲られません。

1.私益に関わる

2.各派閥の主張に関わる

3.ポストの争奪戦

となれば数的今の菅総裁よりも次のような点で良くないと安定しません。

A.安定するような数

B.分かり易い説明

C.確実なテーマと実績

特にCを付け加えるのは安倍前首相を意識しての話です。

そして何よりも複雑な思いなのが総理大臣に大統領のような権限もしくは責任を期待する国民が政治の学問的な形式を無視している点なのかと思います。

日本には天皇陛下がいらして国の頂点に象徴として君臨します。

しかし政治的には関与しない旨憲法で規定されてしまっている為、実質的に総理大臣が政治的な頂点になっています。

それでも民主国家ですから、国民自身も無責任な要望はしてはならないのに

マスコミがそこをポピュリズム的に世論調査で先導してしまってもいます。

なので政治組織=主張よりも国民の希望がまかり通る仕組みです。

また、他国や国際的な企業、国際組織なら義務のような事でも自由とか安全安心とかで当たり前すら却下されて停滞していますよね。

総理総裁に対する国民の希望は上記のBとCなのかと思います。

それでいつまでも待望論は燻るけど肝心の推薦票やテーマが見えて来ません。

仮に現状の課題である新型コロナの感染防止とかで分かり易い手法か、

なんらかの実現可能な対策の纏めで国民や党内を説得すれば勝てる確率が出てきます。

臨時国会を開くと解散してしまう危険も出てきてしまいます。

勝てないまでも自民党の生き残りには奇襲なのかもしれません。

指揮官とすれば賭けに出ずに安定した総裁の下で選挙して勝たないとまた国会が荒れます。

本来なら、数持つ派閥で更に若手で人気のある人が良いのですけど、その派閥のトップが何故か国民の希望なんて叶えない失言王ですから。

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