『matsutake mushroom』
4. 何でも国産がいい。
⇒ 貿易立国日本。資源に乏しい日本が、そう何でも国産がいいなど、言い続けることも難しい。しかし、食の安全という観点から、口に入るものは、国産がいいという人は多い。
『なんでも国産がいい』。『国産』と言いつつ、この文脈では、『日本製』を意味しているのは明白。日本製は、英語で何というか。日本の~は、Japan の形容詞である Japanese.
『何でも国産がいい』とは、言い換えれば、日本のものが一番だ、ということだろう。よって、
・Japanese things are the best.
Japanese things で日本の物。goods もよい。製品として、products もいい。
・Japanese goods are the best.
・Japanese products are the best.
国産=日本製 → made in Japan である。
・Products made in Japan are always best. (やはり日本製が一番だ)
・Made in Japan products are always best.
『いい』とは、具体的には何か?
食の安全の意味なら、safeだろう。
Japanese food is safe.
高品質ならば、~ of good(high) quality.
・Japanese products are of high quality.
『何でも国産がいい』裏を返せば、『外国産は嫌いだ』。
・I don't like things from other countries.
・I hate anything made in other countries.
ポジティブに言うと、要は『日本製が大好き』ということ。
・I like /love Japanese things.
・I like Japanese things the best.(like ~ the best. で、~が一番好き)
・I like Japanese matsutake the best.
直接関係ないが、xenophobia (ゼノフォビアと発音する) という単語がある。排他主義、外国嫌い、といった意味である。xeno が『外国の、異種の』という語源である。
この"x"が興味深い。恐らく、exit(出口) や、eccentric (変わり者)、 ecstasy(恍惚)、exotic(エキゾチック、異国風の)等の 『ex=外』という意味と共通する語源だろうと思う。
非常口を意味する emergency exit.
eccentric は、center(中心)から『ex=外』へ出るから=変わり者、奇人変人。
ecstasy は、もとは、古代における秘密の宗教儀式に由来する語で、語源的には、自分の立っている(stacy →stand)所から、外へ(ex) 出る → 我を忘れる → 解脱、脱魂、法悦、等を意味する。
xenophobia の phobia は『怖い、恐怖症』の意味。
agoraphobia で広場恐怖症。 古代ギリシャで人々が議論しあったアゴラ(広場)。
claustrophobia で閉所恐怖症。claus→close(閉める)から。
acrophobia = 高所恐怖症。アクロバットの"acro"。
aquaphobia = 水が怖い。アクアラングの "aqua"は水の意(ラング=肺)。
昔、Midnight Run という映画があった。ロバートデニーロ扮する元警官の賞金稼ぎが、逃亡中の会計士をロサンゼルスに連れ戻す為に、飛行機に乗るのだが、会計士が時間稼ぎのために、I can't fly. I suffer from acrophobia and claustrophobia.(俺は高所恐怖症、閉所恐怖症だから飛行機はダメなんだ)と言って、騒ぐ場面がある。結局時間のかかる陸路での移動になり、If you don't cooperate, you are gonna suffer from "fist-a - phobia". (がたがた言って協力しないんだったら、今度は『fist=拳(こぶし)』恐怖症にしてやるぞ!)という、やりとりがあった。
語源は面白い。当英作ブログでは、単語力に頼らないで英語発表力を増強する立場であるが、単語は知っていればいるほど、本(洋書)は読みやすい。あまりなくても読めるけれど、知っていた方が楽しさは倍増する。しかし、決して 単語力=英語力、ではない。単語を増やせばTIMEや、ペーパーバックがスラスラ読めるか、というとそんなに世の中甘くはない。単語力も大事だか、より大事なのは、知性である。考える力と想像力。単語を覚えだした途端に、読解力が落ちるということも、ままあること。英語は、やはりバランスである。
以上。
4. 何でも国産がいい。
⇒ 貿易立国日本。資源に乏しい日本が、そう何でも国産がいいなど、言い続けることも難しい。しかし、食の安全という観点から、口に入るものは、国産がいいという人は多い。
『なんでも国産がいい』。『国産』と言いつつ、この文脈では、『日本製』を意味しているのは明白。日本製は、英語で何というか。日本の~は、Japan の形容詞である Japanese.
『何でも国産がいい』とは、言い換えれば、日本のものが一番だ、ということだろう。よって、
・Japanese things are the best.
Japanese things で日本の物。goods もよい。製品として、products もいい。
・Japanese goods are the best.
・Japanese products are the best.
国産=日本製 → made in Japan である。
・Products made in Japan are always best. (やはり日本製が一番だ)
・Made in Japan products are always best.
『いい』とは、具体的には何か?
食の安全の意味なら、safeだろう。
Japanese food is safe.
高品質ならば、~ of good(high) quality.
・Japanese products are of high quality.
『何でも国産がいい』裏を返せば、『外国産は嫌いだ』。
・I don't like things from other countries.
・I hate anything made in other countries.
ポジティブに言うと、要は『日本製が大好き』ということ。
・I like /love Japanese things.
・I like Japanese things the best.(like ~ the best. で、~が一番好き)
・I like Japanese matsutake the best.
直接関係ないが、xenophobia (ゼノフォビアと発音する) という単語がある。排他主義、外国嫌い、といった意味である。xeno が『外国の、異種の』という語源である。
この"x"が興味深い。恐らく、exit(出口) や、eccentric (変わり者)、 ecstasy(恍惚)、exotic(エキゾチック、異国風の)等の 『ex=外』という意味と共通する語源だろうと思う。
非常口を意味する emergency exit.
eccentric は、center(中心)から『ex=外』へ出るから=変わり者、奇人変人。
ecstasy は、もとは、古代における秘密の宗教儀式に由来する語で、語源的には、自分の立っている(stacy →stand)所から、外へ(ex) 出る → 我を忘れる → 解脱、脱魂、法悦、等を意味する。
xenophobia の phobia は『怖い、恐怖症』の意味。
agoraphobia で広場恐怖症。 古代ギリシャで人々が議論しあったアゴラ(広場)。
claustrophobia で閉所恐怖症。claus→close(閉める)から。
acrophobia = 高所恐怖症。アクロバットの"acro"。
aquaphobia = 水が怖い。アクアラングの "aqua"は水の意(ラング=肺)。
昔、Midnight Run という映画があった。ロバートデニーロ扮する元警官の賞金稼ぎが、逃亡中の会計士をロサンゼルスに連れ戻す為に、飛行機に乗るのだが、会計士が時間稼ぎのために、I can't fly. I suffer from acrophobia and claustrophobia.(俺は高所恐怖症、閉所恐怖症だから飛行機はダメなんだ)と言って、騒ぐ場面がある。結局時間のかかる陸路での移動になり、If you don't cooperate, you are gonna suffer from "fist-a - phobia". (がたがた言って協力しないんだったら、今度は『fist=拳(こぶし)』恐怖症にしてやるぞ!)という、やりとりがあった。
語源は面白い。当英作ブログでは、単語力に頼らないで英語発表力を増強する立場であるが、単語は知っていればいるほど、本(洋書)は読みやすい。あまりなくても読めるけれど、知っていた方が楽しさは倍増する。しかし、決して 単語力=英語力、ではない。単語を増やせばTIMEや、ペーパーバックがスラスラ読めるか、というとそんなに世の中甘くはない。単語力も大事だか、より大事なのは、知性である。考える力と想像力。単語を覚えだした途端に、読解力が落ちるということも、ままあること。英語は、やはりバランスである。
以上。