考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『秋4(厚着する)』答と考え方

2015-11-20 13:24:39 | 英作 解答
『秋』


4. 厚着をする。

⇒ どんな状況で『厚着をする』が使われるか。想像する。

冬が近い。寒くなってきた。まだ涼しい恰好をしている。涼しい恰好とは、夏や秋に着るような服。まだTシャツ一枚とかしか着ていない。普通、シャツ一枚や、薄手の服しか着ていなかったら何というか?簡単な英語で言うとすると、


・Get a jacket. (上着を着ろよ)

・Get a coat.  (コートを着ろ) などがある。

この get は、獲得する、手に入れる等の意味。

もっと簡単に、need (必要だ)を使い、

・You need a jacket / a coat. でもよい。



『厚着する』を、頭の中で意味を少し『変換』すると上記のようになる。厚着するというのは、漠然とした言い方なので、少し具体的に言う。抽象的な事柄は、具体的にする。それによって、自分の頭の中を『検索』した時に『検索結果』が出やすくなる。ネットの検索と同じで、適切なキーワードで検索するとより良い検索結果が出る。同じことである。要は、どうやれば自分の中(頭、心)に眠る英語が引き出されやすいかを考えているわけである。考え方、質問の仕方で引き出される結果、答は大きく異なる。

さらに考える。

『厚着する』とは、『もっと着る』こと。wear (着る)と much の比較級more を使って、

・Wear more.


『厚着』といえば、上着、コート以外にもある。

・Wear a sweater. (セーターを着よ)

・Wear a muffler. (マフラー)

・Wear gloves. (手袋をはめる)


『言わずに言う』こともできる。

・Wear something so you will never get a cold. (風邪をひかないような物を着よ)


どう考えても『厚着する』という目的は『風邪をひかないこと』である。発言の意図、狙いを明確にすることで、英語はシンプルになる。


婉曲的に言うと、

・Winter is coming. Are you ready? と言いつつ、相手の着ているものに注意を促すのも面白い。


以上。


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