本日、産経朝刊の1面を見て、思わず2度見した。
【産経】消費税10%再延長へ 安倍首相が方針固める
http://www.sankei.com/economy/news/160328/ecn1603280005-n1.html
安倍総理の、この決定自身は評価してもいいだろうと思う。産経の論説、田村秀男氏とかは納得してなさそうな主張を当然されているが。
一応状況を整理すると、安倍総理は「リーマン・ショッククラスの問題が発生したならば、増税延長を検討…するかもしれない」というような論調であったはずだ。
そして、「必ず確実に増税する」「アベノミクスは堅調である」と名言していた。
ここでの消費税増税先送り、これは何を意味するのか。
4つ。俺的に明らかになったものがあると思う。まあ元々黒に近いグレーだったものが、真っ黒だったと確定しただけの話かもしれないが。
まず1つめ。安倍総理に外圧はとても有効だという事。
上記記事でも言及されていたが、ノーベル経済学賞を受賞したスティグリッツ教授の提言は重く受け止めたようだ。彼は、財務官僚の提言よりも、より高い権威による外圧は受け入れる傾向にあるように思う。
2つめ。1つめの事実により、彼は本当にギリギリのタイミングであれば、致命的な失策はしないという事がわかった。(消費税8%増税時のタイミングでは、致命的な失策でもやってしまう)彼は、俺の考える意味での悪しき調整屋だが、この場合それがいいように作用している。
3つめ。アベノミクスが失敗したという事が、自他共認められてしまったという事。
アベノミクスの一番の信奉者である安倍総理本人が、認めざるをえなかったという事だ。だって。「リーマンクラスの恐慌でもなければ増税は行える」と、彼は愚かにも繰り返していたのだよ?自身の政策アベノミクスを信望して。今、リーマンクラスの危機か?違うよマジで。それは、とどのつまり日本の現行政策に、リーマンクラスの危機が内包されていると、安倍総理が感じ取ったという事なんだ。なればこそ、増税が延期されたのだ。これをアベノミクスの失敗と言わずしてなんというのか。
そして。最後4つめ。
それは「恐るべし、消費税増税」である。
俺もまさか、ここまで顕著に消費税増税のマイナス圧力があるとは理解しきれていなかったように思う。これは酷すぎる。いやこれでいいんだけどさ。
無論、中国人の爆買いは消費税免税特権もあっての事だと理解しているし、あれを見れば減税すれば信じられない程の景気浮揚効果があるのはわかりきっているのだけど。
そう。ここでの正解の政策は、絶対に消費税減税である。そして、元民主党の小澤一郎の提言で始まったとされる、消費税の社会福祉目的化を撤回すべきであろう。この政策が、まさかここまで日本を弱体化させてしまうとは、誰が想像できただろう。
消費税は5%まで戻すべきだ。そして、社会福祉財源についてはふんわりさせ、国民的議論から外していかねばならないと思う。
消費税増税関連の根本原因(福祉目的税化)や、中韓への屈服外交。すべての根幹が、小澤一郎周辺の新進党とか民主党とかから端を発している。なんという強烈な毒だったのだろう「こいつら」。これが元社会党の実力かと。戦慄を禁じえない。
現状では「小さな政府」は愚策である事が既に証明されてしまっている。自民党は、この党是を撤回できるだろうか。また、大きな政府が絶対の正解でもない。状況によって柔軟に対応できる政党になれれば、自民党の独裁でも俺は問題ないと思うのだけどな。少なくとも民進党に比べれば、何倍もマシであろう。
なんにせよ、本日の消費税増税延期は、安倍政権が始まってからこっち、1つの区切りのようなものだと思う。
始まった頃は夢の政権だったんだけどなぁ。安倍政権。功罪ある政権になってしまった。
これまでの政権で、俺的評価の高い政権1位は麻生政権で、2位が小泉政権なんだけど。安倍政権は麻生政権を超えると思ってたんだけどな。3番手かぁ。
人気ブログランキングへ ※ちょっとランキングが落ちてきました!応援よろしくお願いします!
早稲田出ててもバカはバカ
【産経】消費税10%再延長へ 安倍首相が方針固める
http://www.sankei.com/economy/news/160328/ecn1603280005-n1.html
安倍総理の、この決定自身は評価してもいいだろうと思う。産経の論説、田村秀男氏とかは納得してなさそうな主張を当然されているが。
一応状況を整理すると、安倍総理は「リーマン・ショッククラスの問題が発生したならば、増税延長を検討…するかもしれない」というような論調であったはずだ。
そして、「必ず確実に増税する」「アベノミクスは堅調である」と名言していた。
ここでの消費税増税先送り、これは何を意味するのか。
4つ。俺的に明らかになったものがあると思う。まあ元々黒に近いグレーだったものが、真っ黒だったと確定しただけの話かもしれないが。
まず1つめ。安倍総理に外圧はとても有効だという事。
上記記事でも言及されていたが、ノーベル経済学賞を受賞したスティグリッツ教授の提言は重く受け止めたようだ。彼は、財務官僚の提言よりも、より高い権威による外圧は受け入れる傾向にあるように思う。
2つめ。1つめの事実により、彼は本当にギリギリのタイミングであれば、致命的な失策はしないという事がわかった。(消費税8%増税時のタイミングでは、致命的な失策でもやってしまう)彼は、俺の考える意味での悪しき調整屋だが、この場合それがいいように作用している。
3つめ。アベノミクスが失敗したという事が、自他共認められてしまったという事。
アベノミクスの一番の信奉者である安倍総理本人が、認めざるをえなかったという事だ。だって。「リーマンクラスの恐慌でもなければ増税は行える」と、彼は愚かにも繰り返していたのだよ?自身の政策アベノミクスを信望して。今、リーマンクラスの危機か?違うよマジで。それは、とどのつまり日本の現行政策に、リーマンクラスの危機が内包されていると、安倍総理が感じ取ったという事なんだ。なればこそ、増税が延期されたのだ。これをアベノミクスの失敗と言わずしてなんというのか。
そして。最後4つめ。
それは「恐るべし、消費税増税」である。
俺もまさか、ここまで顕著に消費税増税のマイナス圧力があるとは理解しきれていなかったように思う。これは酷すぎる。いやこれでいいんだけどさ。
無論、中国人の爆買いは消費税免税特権もあっての事だと理解しているし、あれを見れば減税すれば信じられない程の景気浮揚効果があるのはわかりきっているのだけど。
そう。ここでの正解の政策は、絶対に消費税減税である。そして、元民主党の小澤一郎の提言で始まったとされる、消費税の社会福祉目的化を撤回すべきであろう。この政策が、まさかここまで日本を弱体化させてしまうとは、誰が想像できただろう。
消費税は5%まで戻すべきだ。そして、社会福祉財源についてはふんわりさせ、国民的議論から外していかねばならないと思う。
消費税増税関連の根本原因(福祉目的税化)や、中韓への屈服外交。すべての根幹が、小澤一郎周辺の新進党とか民主党とかから端を発している。なんという強烈な毒だったのだろう「こいつら」。これが元社会党の実力かと。戦慄を禁じえない。
現状では「小さな政府」は愚策である事が既に証明されてしまっている。自民党は、この党是を撤回できるだろうか。また、大きな政府が絶対の正解でもない。状況によって柔軟に対応できる政党になれれば、自民党の独裁でも俺は問題ないと思うのだけどな。少なくとも民進党に比べれば、何倍もマシであろう。
なんにせよ、本日の消費税増税延期は、安倍政権が始まってからこっち、1つの区切りのようなものだと思う。
始まった頃は夢の政権だったんだけどなぁ。安倍政権。功罪ある政権になってしまった。
これまでの政権で、俺的評価の高い政権1位は麻生政権で、2位が小泉政権なんだけど。安倍政権は麻生政権を超えると思ってたんだけどな。3番手かぁ。
人気ブログランキングへ ※ちょっとランキングが落ちてきました!応援よろしくお願いします!
早稲田出ててもバカはバカ