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伊予松山藩歴代藩主の家系を見る 18 久松定謨(第16代当主)3

2010年11月06日 | 伊予松山歴史散策
伊予松山藩歴代藩主の家系を見る 18 久松定謨(第16代当主)3

画像は、久松家第16代当主久松 定謨が、先代伊予松山藩主第14代松平定昭・第13代・15代藩主松平勝成の法要で集まった時の記念写真である。

この写真の撮影日は、大正4年(1915)から大正5年(1916)の間と推定、場所は法要を行ったお寺か?久松邸か?現在秋山兄弟生誕地で調査中。

この写真には、NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」に登場する人物が沢山写っておる。
写真中列中央、軍服姿が、久松家第16代当主久松 定謨で、左が秋山好古陸軍大将、右が仙波太郎陸軍中将、中列左端が、白川義則陸軍少将、その左が勝田主計(文部大臣・大蔵大臣歴任)後列右から4人目が秋山眞之海軍中将で、その右が正岡子規の叔父さん、加藤恒忠である。

「藩政時代ならば藩主の横に、秋山好古(徒歩目付けの子供)仙波太郎(庄屋・百姓の子供)が座る事など出来なかったが、維新のお陰か!!」

久松 定謨がフランス陸軍士官学校に留学する為に、旧藩主のお供役として最初に行ったのが、加藤恒忠であったが、武官であったため、帰国しなければならず、その後を仙波太郎(秋山好古と陸軍大学校第1期生の同期・陸軍の三太郎の一人・・桂太郎・宇都宮太郎)に頼むも断わられ、それで秋山好古がフランスに行く事になる。

秋山好古&秋山眞之兄弟二人が写っている写真は現在発見されているのはこの写真のみで非常に貴重な写真である。
秋山兄弟生誕地に展示中。
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