今年も桜の季節がやって来た。
松山市には十六日桜「別命:イザヨイサクラ」が三ヵ所にある。
一つは、松山市山越三丁目にある龍穏寺で、二つ目は、松山市御幸町一丁目にある天徳寺、三つ目は、同町にある吉平屋敷跡で天徳寺と吉平屋敷跡の桜は、昭和45年5月18日に松山市が天然記念物に指定している。
今日(11日)天徳寺と吉平屋敷跡に行き天徳寺は副住職の許可を得て撮影、吉平屋敷跡は自由に観賞出来るので断りをする必要は無く撮影することが出来る。
十六日桜「別命:イザヨイザクラ」は、小泉八雲が孝子桜として世界に紹介したことから有名になった。
桜花が見たいと願う病父のために孝子、吉平が桜に祈ったところ、寒中1月にもかかわらず、十六日に花が咲いたと言う伝説の桜である。
開花は、龍穏寺の桜は1月中旬頃から2月中旬頃まで、天徳寺と吉平屋敷跡は、3月上旬から中旬頃まである。
もともと十六日桜は、龍穏寺にあったが昭和20年7月26日の松山空襲で焼け、現在、前期二ヶ所の桜は、龍穏寺からの株分けが元であると言われているが、初代の十六日桜の形態を保ったものはなく、実生による変異品種のようである。
「うそのような十六日桜咲きにけり」、「めずらしや梅莟に初桜」、ともに子規の句。
画像は、天徳寺・吉平邸跡にある十六日桜で、最後の桜は、龍穏寺の十六日桜である。
天徳寺境内にある十六日桜と緋寒桜(手前)。
例年は、手前の緋寒桜が2月中旬頃開花して、後方の十六日桜が3月10日頃に開花するが、今年は2月の気温が低かったためか十六日桜と緋寒桜同時期に開花した。・・と副住職は非常に珍しいと語った。
昭和45年5月18日、松山市指定天然記念物の十六日桜。(天徳寺)
種類は、ヤマザクラの早咲の品種で旧正月16頃に開花と言う事でこの名が付いた。
天徳寺の十六日桜と吉平邸跡の桜とアップで撮って比較すると天徳寺の方が薄いピンク色の花びらが多い。
天徳寺にある緋寒桜で今年は開花が遅れたそうだ。
松山市御幸町一丁目にある吉平邸跡の記念石碑。
昭和45年5月18日、松山市指定天然記念物の十六日桜。(吉平邸跡)
天徳寺の十六日桜と比べると花びらの色合いが少し異なる。
桜花が見たいと願う病父のために孝子、吉平が桜に祈ったところ、旧正月16日に花が咲いたと言う伝説の桜である。
孝子、吉平が桜に祈ったところ、旧正月16日に花が咲いたと言う伝説の桜であるが、開花が遅すぎる。
松山市山越三丁目にある龍穏寺境内にある十六日桜で、松山市指定天然記念物には指定されていない。
3年前に地元の庭師が龍穏寺から委託を受け全国探し廻り見出した十六日桜に近い桜である。(冬桜の一種では?)
開花は、1月10日頃から咲き出し、咲いては散りまた咲くといった状態で、染井吉野の様に一気に咲き散っていく華やかさはない。
私個人的な意見としては、この桜が十六日桜に近いものだと思う。
松山市には十六日桜「別命:イザヨイサクラ」が三ヵ所にある。
一つは、松山市山越三丁目にある龍穏寺で、二つ目は、松山市御幸町一丁目にある天徳寺、三つ目は、同町にある吉平屋敷跡で天徳寺と吉平屋敷跡の桜は、昭和45年5月18日に松山市が天然記念物に指定している。
今日(11日)天徳寺と吉平屋敷跡に行き天徳寺は副住職の許可を得て撮影、吉平屋敷跡は自由に観賞出来るので断りをする必要は無く撮影することが出来る。
十六日桜「別命:イザヨイザクラ」は、小泉八雲が孝子桜として世界に紹介したことから有名になった。
桜花が見たいと願う病父のために孝子、吉平が桜に祈ったところ、寒中1月にもかかわらず、十六日に花が咲いたと言う伝説の桜である。
開花は、龍穏寺の桜は1月中旬頃から2月中旬頃まで、天徳寺と吉平屋敷跡は、3月上旬から中旬頃まである。
もともと十六日桜は、龍穏寺にあったが昭和20年7月26日の松山空襲で焼け、現在、前期二ヶ所の桜は、龍穏寺からの株分けが元であると言われているが、初代の十六日桜の形態を保ったものはなく、実生による変異品種のようである。
「うそのような十六日桜咲きにけり」、「めずらしや梅莟に初桜」、ともに子規の句。
画像は、天徳寺・吉平邸跡にある十六日桜で、最後の桜は、龍穏寺の十六日桜である。
天徳寺境内にある十六日桜と緋寒桜(手前)。
例年は、手前の緋寒桜が2月中旬頃開花して、後方の十六日桜が3月10日頃に開花するが、今年は2月の気温が低かったためか十六日桜と緋寒桜同時期に開花した。・・と副住職は非常に珍しいと語った。
昭和45年5月18日、松山市指定天然記念物の十六日桜。(天徳寺)
種類は、ヤマザクラの早咲の品種で旧正月16頃に開花と言う事でこの名が付いた。
天徳寺の十六日桜と吉平邸跡の桜とアップで撮って比較すると天徳寺の方が薄いピンク色の花びらが多い。
天徳寺にある緋寒桜で今年は開花が遅れたそうだ。
松山市御幸町一丁目にある吉平邸跡の記念石碑。
昭和45年5月18日、松山市指定天然記念物の十六日桜。(吉平邸跡)
天徳寺の十六日桜と比べると花びらの色合いが少し異なる。
桜花が見たいと願う病父のために孝子、吉平が桜に祈ったところ、旧正月16日に花が咲いたと言う伝説の桜である。
孝子、吉平が桜に祈ったところ、旧正月16日に花が咲いたと言う伝説の桜であるが、開花が遅すぎる。
松山市山越三丁目にある龍穏寺境内にある十六日桜で、松山市指定天然記念物には指定されていない。
3年前に地元の庭師が龍穏寺から委託を受け全国探し廻り見出した十六日桜に近い桜である。(冬桜の一種では?)
開花は、1月10日頃から咲き出し、咲いては散りまた咲くといった状態で、染井吉野の様に一気に咲き散っていく華やかさはない。
私個人的な意見としては、この桜が十六日桜に近いものだと思う。