昨日さいたま感染症勉強会が開かれました。
教育講演は、都立豊島病院感染症内科の足立拓也先生のエボラ出血熱に関する講演でした。WHOの関連で7月にシエラレオネに約1ヶ月行かれたそうです。素晴らしい講演でした。
現場を経験した方の語りは自分の横隔膜あたりに常にズシンと響きます。語り口が淡々としている(口演、スライドはきわめてシンプルですが、そこの)ところがさらに説得力を増すというか、事実や体験に勝るものはないというか、現場で生きていくことのカッコよさは(別に自分から言葉にしなくても)自然に滲み出るものであるというか。これらの感想が、自分の毎日をいろいろな方向から「おまえは何やっているのかと」と迫ってきました。
間違いなく本年聞いた口演(数少ないですが)の中で間違いなく1番のものでした。