明治の大津波と昭和の大津波についての記録です。本屋をいくつか回って見つけました。
山形に住んでいたときにも思いましたが、怖いのは地震よりも津波というのが東北地方の人々の皮膚感覚と思います。だから、東北出身者が多いと推測される東北電力は津波対策を実施し、他方、東京電力は怠ったといえるように思います。
東北に住んでいなくても、この本を読めば津波の恐怖は分かるはず。しかし、東電の人たちは、「津波」は専門外ということで、土木学会の判断を信じてしまった。。。
過去の歴史を振り返れば、現実を無視し、自分のみたい事実しかみない人が権力を握ったときに、災厄が訪れている。徹底した合理主義者・現実主義者によるこの国の再生が必要だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます