オスロ市から依頼を受けた彫刻家グスタフ・ヴィーゲランが、晩年を捧げて全体をデザインした公園で、人生公園ともよばれている。
誕生から死までの人の一生を辿るようになっており、普通は、ゆるい傾斜の坂を、誕生から上っていくのだがだが、公園に着いたのが夕方だったので、逆光になるからと、死から下っていった。
中央奥に立つ高さ17mの尖塔モノリス(1929~43年製作)は、この公園だけではなく、オスロのシンボルの一つ。
あらゆる年齢の男女121人が複雑にからみあっている。
ブロンズ、花崗岩、錬鉄で造られた212もの彫刻が全体に配置されている。
噴水のまわりの彫刻も人の一生を表していて、輪廻の思想が入っているという。
くまも、自分の生き越し方をふりかえる?
噴水のそばで、水遊びしたり、自転車に乗ったり、乳母車を押したり....。
この子どもたちに明るい未来を約束するのは、大人の責任。