北京市の南西約50kmのところにある、世界遺産周口店遺跡です。

50万年前には北京原人、20万年前から10万年前までは新洞人、3万年前から1万年前までは山頂洞人が生活していました。

周口店遺跡のなかでも最も有名な猿人洞、元々は天然の石灰岩の洞窟で、北京原人が断続的に30万年ほど生活していたところです。

周口店遺跡博物館は、1953年に中国ではじめて建てられた古人類遺跡博物館です。

北京原人はすでに火を使う技術をもっていたそうです。

発掘された北京原人の頭蓋骨などいろいろなものが展示されていますが、これは蛙と蛇の化石です。

北京原人の時代のハイエナの骨格と糞の化石、

こちらはくまの骨格、現在のものに比べると、どちらも足が長いのが特徴です。

博物館から洞窟への道路がきちんと整備されています。

道路の両側には当時の動物たちの石像が、そのなかの1匹の虎に乗って写真を撮ってもらう子どもたち、ちょっと緊張してるのかな?