Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

くーたんの海(第3話-3)

2010-03-03 | テディベア

ようこそ、いらっしゃいました。
はじめまして、マーガレットです、この子たちはポールとマイルです。
マーガレットさん、ボリショイ島でお名前を伺っていました、よろしくお願いします。

 

船の中でたいしたおもてなしができませんが、どうぞ、お召し上がりください。
いただきます、めずらしいものがたくさんありますね。

 

鮭はご存知ですね、こちらの野菜がじゃがいも、アスパラガス、とうもろこし、木の実がどんぐりです。

 

とてもおいしいです。

 

わ~、おいしい、ぼくたち、はじめて食べる味だよ。
ごちそうさまでした、これからの航海で困ったことがあれば、なんでも相談してください。

 

ポールとマイル、母さんと帰って行ったね、氷の海になってきたよ。

 

とうとう、ストップしちゃった、氷が融けるまで、どれくらいかかるんだろう?

 

たいくつだなぁ、jun、折り紙しようか。

 

はい、くーたん、先っぽを持って、目をつむって。
うんっ、どうしてこうなるの?
あはは、だましぶねっていうんだよ、ぼくが持ってるからくーたんもやってみて。

 

う~ん、たいくつ、たいくつだよ~。

氷の海に閉じ込められた退屈な日々が続きます、そんなある日、ふたりにうれしいお便りが届きました。

…………………

 

今日はひなまつり、いただいた雛海老煎でお祝いします。
香川県の志満秀の海老煎で、菱餅の色合いにしたという桃色と若草色の海老煎に白いチーズがはさんであります。