Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

くーたんの海(第3話-5)

2010-03-05 | テディベア

わ~、おいしそうですね、いただきます。

 

あらあら、食べてすぐ寝ちゃいましたね。
ぼくたちをお迎えに来てくれて、たくさん歩いたから疲れたんだね、ありがとう。

 

おはよ、おっはよう。

 

わ~、ポール、やめて~。

 

お家の中で兄弟げんかしてないで、お外で遊んでいらっしゃい。
は~い。

 

子どもは風の子、氷の子、滑るよ~。

 

お相撲はこうするんだよ、はっけよ~い、のこった、のこった。

 

くーたんのお腹、こちょ、こちょ。

 

あはは、あはは。
マーガレットさんのお家で楽しく過ごして3週間あまり、ロシアの砕氷船の助けを借りて北極海航路が開通することになりました。

 

jun、お世話になったマーガレットさんたちのために、ぼくたちになにができるのかなぁ?
くーたん、いっしょに考えてみようね。

お別れの夜、星空を見上げながら、マーガレットさんから聞いたお話をかみしめる二人でした。
jun、くーたん、地球温暖化という言葉を聞いたことがあるでしょう。
北極では地球上の他の場所と比べ、二倍近い速さで温暖化が進んでいます。
人間たちの勝手な行動で、氷がとけて、私たちの住むところがどんどんなくなり、ホッキョクグマは絶滅が心配されているんです。
世界中のテディベアたちが力を合わせて、どうぞ、私たちの命を救ってください。