被爆66年、原爆ドームは人類の負の遺産として世界遺産になっています。
すぐ横を流れる元安川沿いに立つ鈴木三重吉の「赤い鳥」の像、原爆ドームの写真といっしょに8月3日に撮影しました。
平和公園周辺では今日の式典の準備が進められていました。
今年は、比治山のマンガ図書館横の広場で毎年ひらかれている「青空音楽会」に参加します。
8時15分の黙祷からはじまる日本一小さく平和な音楽会だというこの音楽会のことを知ったのは、昨年のおーしおさんのmixiの日記からでした。
長年、広島に住んでいて、昨年までこの音楽会のことを全く知りませんでした。
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おーしおさんの日記(2010.8.6)
皆さんは青空音楽会という毎年8.6に比治山のマンガ図書館横広場にて行われる日本一小さく平和な音楽会をご存知でしょうか?
歌(音)が好きで平和を望むものなら誰でも唄ったり語ったり聴いたりすることができるというとても敷居の低い音楽会。
普通なら誰も気づかないくらい小さな音楽会なのにどこで聞きつけてくるのか毎年この国のあちこちから「志」の強い者たちが集まるという不思議な音楽会。
平和とは勝ち取るものなのか、いや奪いあうものなのかそれとも本当は我々に選択肢などなくただ与えられ享受するしかないものなのか‥
存在しないのか‥
ただその日、その時間、その場所では時の流れは緩やかではなく何某かのウネリ、渦が起きていたように思う。
あの感覚は言葉には表すことのできない何かを含んでいると思う。
音楽の力ではなく人の心の強さが作り出したのだろうか。
すごい不思議な空間だったように思う。僕はお酒は一滴も飲んでないのだが体が勝手に踊りだすようなそんな感覚を覚えた。まるで宙に浮いてるかのような‥そんな感覚だった。
それにしても長い一日だった。まるで長い夢でも見てるかのような‥
そんな一日だった。あの場に居れたことを思い返すだけでなんとも温かい幸福感に包まれる。そんな神秘に満ちた一日だったように思う。
今後歌を唄いつづけていくすべての人に体感して欲しい感覚だ。
束の間の人生を唄い終える前に。