笹栗さんの布絵本シリーズ2回目は「うたのえほん」、子どもたちのかわいい歌声が聞こえてくるようです。
それぞれのページには仕掛けがあって、ぞうさんのお顔はスナップで止めてあるので動くし、窓はひらくし、指人形はとりはずせるし、鯉のぼりは泳ぎ、汽車は走ります。
お弁当箱を開けるとおいしいおむすびとおかず、赤とんぼは夕焼け空を自由に飛び、雪だるまの目や手袋、雪も自分のすきな場所に動かせます。
マジックテープが上手に使われています。
子どもたちが歌いながら、小さな指を器用に動かして絵本の中で遊ぶ姿を想像するだけで、うれしくなってきます。