私は公益社団法人日本吟道学院認可修神会の会員です。
日本吟道学院では年に2回昇段審査があります。
現在私は「師範」ですが、上位に「正師範」があります。
令和2年下期(12月)の昇段審査に挑戦する為修練開始しました。
修練開始直後の吟詠を紹介します。
審査当日までどこまで修練できるか、楽しみたいと思います。
この様子をご覧になった方が、少しでも詩吟へ
参加してもらえるとうれしいな~と思って、ブログで発信しています。
散る日 金井直
桜の花が散る
惜しげもなく 己を捨てる すばらしさ
うれい顔が それを眺める
いま見たときから 散りはじめたような はなやかさ
見ている あいだに 散り果ててしまいそうな 風情
こんなに 豊かな心が どこにあろう
だれにも 見られないうちから 散っているのだ
そしてまた
落花に酔った者たちが 去ったのちも
最果に 向かって 散りつづけて いるのだ
散りつづけて いるのだ
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