前回の続き後編です。
師匠に病気の前兆をアドバイスしようとしたにも拘らず、
約10年後、私も師匠と同じ脳卒中を発症しました。
私は運良く生還出来ました。
そこで師匠に説いて頂いた「みんなの福祉(幸せ)」を実現すべく、
横浜市社会福祉協議会に認可された「福祉吟詠教室」を主宰しました。
私は脳卒中を発症した際、発声に苦労しました。
詩吟の発声訓練が後遺症リハビリに有効と気づき、
先ず私が出来ることを同病の苦労している方と共有して
一緒に練習することから始めました。
師匠の夢「みんなの幸せ」を私が引き継いでいます。
色んな障害を抱えた方を含め約20名の方が会員です。
横浜ラポール秋の芸術劇場で5年連続発表しています。
舞台、会場そして参加出来なかった方も「みんな幸せ」です。
「良く頑張っている!!」と誉めて下さい。
何せ師匠の第一号弟子ですからね。師匠の口伝は忘れません。
そっちに行ってもまた弟子にして下さい。
栄えある第一号弟子は私です、席を空けておいて下さい。
今日は師匠とお話しできて、清々しい気持ちになり嬉しいです。
とても「幸せ」です。
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以上が故古角安祥師匠への想いです。(合掌)
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