平成28年4月9日に神奈川県横浜市青葉区の青葉公会堂で
公益社団法人日本吟道学院公認 修神会(会長井上邦神)春季吟道大会が開催されました。
今回、私は3教場6組の独吟、合吟の動画を撮影しました。
その吟の様子をプログラム順に6回連載でお送りします。
第2回目はプログラム番号9番目に登場した
寒梅(新島襄作) 吟者大陽日酸教場 矢崎隆洲さんです。
『寒梅は私(矢崎隆洲)の好きな漢詩の一つです。この詩で詠まれた寒梅のように生きていけたら良いなあと思っています。
自分の吟詠を動画で公開するのは恥ずかしい限りですが、先ずは自分をありのままにさらけだそうと思い公開しています。』
私たち(このブログ作者、指方順龍ほか仲間全員)はこれからも詩吟の世界を探究していくつもりですから、
皆様からの批評をお待ちしております。
1.詩文は次の通りです。
寒梅 新島襄
庭上の一寒梅 笑って風雪を侵して開く
争わず又力めず 自ずから百花の魁を占む
2.読みは次の通りです。
ていじょうのいち かんばい わらって ふうせつを おかして ひらく
あらそわず また つとめず おのずから ひゃっかの さきがけを しむ
3.詩のこころは次の通りです。
新島襄は元治元年、米艦ベリソン号に投じて密航しアメリカに渡りました。
アメリカの大学を卒業した最初の日本人です。彼の教学精神は自由、博愛のキリスト教精神にありましたが、
彼が成功したこつは寒梅の精神、すべて他にさきがけて咲く梅の精神でありました。
おまけ
私(指方順一郎)の故郷は長崎県大村市です。私(指方順一郎)がH28年4月に実家帰省した折に撮影した大村桜です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます