2015年1月13日(火)
パリで行われた大集会とデモ行進の模様は、このブログでも伝えてきたし、
連帯するスローガンが"JE SUIS CARLIE" であることも伝えてきたが、
今朝の西日本新聞の写真を見て、先頭の隊列の人々が持つ横断幕には
"NOUS SOMMES CARLIE" (私たちはシャルリーです)と書いてあることが
解った。 「私はシャルリーです」との一人称単数形から、一歩進んで
複数形に拡大して一層の団結と連帯の意志を示したものであろう。
"NOUS SOMMES CARLIE
l'AMOUR PLUS FORT QUE LA HAINE"
「わたしたちはシャルリーです
憎悪より強い愛を!」
別訳 「愛は憎しみより強し」
"L'amour est plus fort que la haine"
「ペンは剣より強し」
"Pen est plus forte que l'épée"
の言い換えかも・・・
一方でアメリカの政府高官は誰も行進に参加しなかったことが判明し
マスメディアや与野党からの批判を浴びていると云う。
毎日新聞記事では下記のよう
米政府代表は駐仏大使で、対テロ国際会議のためパリにいたホルダー司法長官も姿を見せなかった。
なんと、当事者中の当事者と言える駐仏大使で、『対テロ国際会議』
のためパリにいたホルダー司法長官も姿を見せなかった、と云う大失態。
日本政府代表は、鈴木庸一駐仏大使が行進に参加した、とのこと。
各国の要人が短期間にも拘らず駆けつけているのに、日本政府は駐仏大使で
お茶を濁した格好。 不参加よりは、まだましではあるが・・・
米国政府や日本政府には "NOUS SOMMES CARLIE" と云う意識は無いらしい!
【関連記事】 (新規分)
仏連続テロ:世界で反テロ行進 全仏「史上最大」370万人 軍1万人、国内警備
毎日新聞 ‐ 2015年01月13日
仏反テロ行進:米国、高官欠席は判断ミス
毎日新聞 ‐ 2015年01月13日 10時52分
パリのデモ「連帯感の強さ」 本県(岩手県)出身者が様子伝える
(岩手日報) - 2015年1月13日(火)11:07
仏連続テロ:イスラム教嫌悪拡大…モスク攻撃や脅迫
毎日新聞 ‐ 2015年01月13日 23時55分
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仏反テロ行進:米国、高官欠席は判断ミス
毎日新聞 ‐ 2015年01月13日 10時52分
(以下、一部引用)
主要メディアに加え、野党共和党も「高位の代表が参加すべきだった」と指摘しており、アーネスト大統領報道官は12日の定例会見でホワイトハウスとしての判断ミスを認めた。
米政府代表は駐仏大使で、対テロ国際会議のためパリにいたホルダー司法長官も姿を見せなかった。
日本政府代表としては、鈴木庸一駐仏大使が行進に参加した。
パリのデモ「連帯感の強さ」 本県(岩手県)出身者が様子伝える
(岩手日報) - 2015年1月13日(火)11:07
フランスのテロ事件を受け、パリで11日行われた大規模デモ行進について、パリ郊外に住む盛岡市出身の学生丹野尚子さん(32)は「自分も向かおうと思ったが、人があふれ参加を諦めた」と現地の様子を伝えた。
丹野さんは「11日のパリは、誰でもウオーキングに参加できるようバスもメトロ(地下鉄)も無料になった。混乱をさけるため、行進コース沿いのメトロはストップし、多くの人が歩いて出発地点へ向かった。自分も向かおうと思ったが、とにかく人があふれて電車を何本も見送り、途中で諦めた」という。
その上で「フランス人はアバウトだったりするイメージが強かったが、今回の件で言論の自由を訴える情熱、連帯感の強さという、新たな一面を目の当たりにした。宗教や肌の色に関係なく、互いを尊重し合える社会の実現に向けて、皆が気持ちを新たにした日ではなかったかと思う」と感想を寄せた。
同国南東部グルノーブル近郊に暮らす盛岡市出身の佐々木裕子さん(33)は「グルノーブルでもデモが行われた」とデモが各地に広がる様子を伝える。一方で「風刺週刊紙がイスラム教系の住民を傷つけていた、というような内容の声も出ており、事件を客観視しようとする動きも出ている」と指摘した。
仏連続テロ:イスラム教嫌悪拡大…モスク攻撃や脅迫
毎日新聞 ‐ 2015年01月13日 23時55分
【パリ宮川裕章、ブリュッセル斎藤義彦】
仏週刊紙襲撃テロ事件から14日で1週間になるが、フランスでは事件の影響でイスラム教への嫌悪の広がりが懸念されている。
イスラム教団体が仏内務省に照会した統計によると、事件発生から約50件のイスラム教関連施設などへの攻撃があり、うち21件は発砲など危険な暴力だった。また33件の脅迫があった。これまでにない多い数字という。
パリにある週刊紙「シャルリーエブド」の本社が襲撃された7日、西部ポワチエのモスクの入り口に「アラブ人に死を」との落書きが出現。南部ボークリューズ県ではイスラム教徒の家族が乗った乗用車が銃撃された。翌8日には西部ルマンでモスク(イスラム礼拝所)に手投げ弾が投げ込まれ、東部ビルフランシュシュルソーヌのモスクの外で手製爆弾が爆発した。9日にはコルシカ島でイスラム教徒の祈りの部屋の前に、ブタの頭と「次はお前らのうちの一人の頭がこのようになる」と脅迫する手紙が置かれていた。
一方、イスラム教への嫌悪感は隣国ドイツにも広がり、12日には東部ドレスデンなどで約3万人が仏週刊紙襲撃テロ事件の犠牲者への弔意を表し、イスラム教排斥を訴えるデモを行った。これに対してドイツ各地で、寛容を訴える反「反イスラム」デモが行われ、約10万人が参加した。13日夜には、イスラム過激主義に反対し、寛容を呼びかける大規模集会が、メルケル首相も参加し、ベルリンで開かれる。
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時事通信 1月13日 23時56分配信
【パリ時事】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブドの編集者らは13日、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載する14日の最新号についてアラビア語版も発行すると発表した。
時事通信の全文を紹介すると、
【パリ時事】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブドの編集者らは13日、パリで記者会見し、14日に発行する最新号についてアラビア語とトルコ語版も作成すると発表した。仏メディアが報じた。不快に感じるイスラム教徒が少なくないことは明らかだ。
最新号の表紙は、イスラム教の預言者ムハンマドが、仏連続テロの犠牲者に共感を示すスローガン「私はシャルリー」と書かれたプラカードを持ち、涙を流す風刺画。国際テロ組織アルカイダ系の組織は「預言者を攻撃する限り、フランスは最悪の事態に身をさらす」と新たなテロを予告している。
わざと騒動を煽る、頭が空っぽで目が節穴、善良だが低脳の不真面目な愉快犯ですね。
あるいは悪賢い確信犯で、対イスラムの宗教戦争を画策しているのです。