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震源域東側でM8級、早ければ1か月内…専門家(読売新聞)

2011-04-14 12:26:22 | 政治
2011年4月14日(木)

 震災関連のWeb記事を見ていて、地震予知についての記事が今日は二・三目についた。

 その中で、読売新聞と産経新聞が対象的な見出しを付けていたので紹介する。

 読売の方は、新たな大地震を予知する専門家の見解を紹介し、

  題して 【震源域東側でM8級、早ければ1か月内…専門家】

 産経新聞の方は、3月11日の予測を外した学者らの無力感を紹介している。

  題して 【崩れた地震学、学者ら予測できず】

 取分け、1か月以内にM8クラスの巨大地震が発生する可能性が高いとして、複数の研究機関が分析を進めている、という内容は、巨大な防潮堤が随所で破壊されているだけに、3月11日の地震・津波・原発事故に続く、第四次の災害に見舞われる可能性を指摘しているだけに、注目する必要がある。

 状況によれば、いま実施しているあらゆる対策が津波ごと持ち去られる可能性もあるということだ。

 一部を引用すると

【京都大防災研究所の遠田晋次准教授(地震地質学)は全地球測位システム(GPS)の測定データから、海のプレート内部で引っ張られる力が強くなっていることを突き止めた。明治三陸地震(1896年)の37年後、昭和三陸地震を起こしたメカニズムと共通しているという。「今、昭和三陸規模の地震が起きると、仙台市で10メートルの津波が押し寄せる計算になる」と言う。】 読売新聞 - 2011年4月14日(木)03:15


 一方の産経新聞の記事(全文引用するには結構長い)のリードだけを引用すると

【 「過去30年の地震学が崩壊した」。東日本大震災の巨大地震に地震学者が打ちひしがれている。史上最大の地震を予測できず、研究を防災に生かせなかったからだ。敗北の裏には、過去の経験則に基づく地震学の限界があった。東海地震の予知もハードルは高く、「予知失敗」を前提とした対策が求められる】


 それぞれに重要な示唆が含まれているようだ。


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震源域東側でM8級、早ければ1か月内…専門家
 (読売新聞) - 2011年4月14日(木)03:15


崩れた地震学、学者ら予測できず 「歴史の空白」盲点に
 (産経新聞) - 2011年4月14日(木)08:00

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