今朝の西日本新聞の1面TOP記事を見て驚いたことには、公示翌日(12/3)に
既にあらかたの議席配分が決まっているかのような大見出し!(共同通信配信)
『自民党圧勝』 の様相!
こういう予測記事を書くから、有権者は
「投票に行かなくても結果は決まっている!」と思い、
結果、投票率を低下させることになってしまうのでは?!
その上、開票開始直後に出す『当確』が最近は間違いが殆ど無いので
事前調査結果通りの状況になってしまい、益々有権者をシラケさせる!
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各党の獲得予測議席数まで一覧表で掲載されています。
日経、毎日、読売、朝日なども予測記事を発表して『予測的中率競争』みたい!
(西日本新聞の2014年12月4日付け朝刊1面TOP)
田村 貴昭候補(比例単独)などは、自ら候補者本人なのにも拘らず、
自らのfacebookに、この予想記事のリンクと一覧表を掲載して、
「躍進のチャンスであることは疑いない。」 とか
毎日新聞記事を引用する形で、
「共産党は一部小選挙区で競り、比例では10議席以上が有望だ」 とか
毎日新聞序盤情勢(12/4)
朝日新聞記事を引用する形で、
「共産は公示前の8議席から倍近く増える見通し」
「共産は、比例区で00年以来の2ケタの議席が有力になってきた」 とか
書いてしまっている。
田村 貴昭 facebook
支持者が盛り上がるのならともかく、候補者自身がマスメディアの
『世論誘導』をそのまま引用してしまっていて良いのか!
結果、その投稿への 支持者のコメントにも『楽観論』が続出!
後の祭りだが・・・ 今から引き締めても残り9日間しかない!
「躍進のチャンスであることは疑いない。」
とか、候補者本人が書いては 『ダメよ~ダメダメ』
これで、田村候補が落選すれば目も当てられない!
このまま田村候補自身がマスメディアの『世論誘導』を引用して、
楽観論を拡散させるていると墓穴を掘ることになるでしょう!
マスメディアは決して共産党の味方でも支援者でも無いことは
重々承知のはずなのに・・・
有権者は、そんなに甘くないことを肝に銘じるべき!
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【関連記事】
自公、300議席超す勢い…衆院選序盤情勢
読売新聞 - 2014年12月3日(水)23:00
自民、300議席うかがう 衆院選序盤情勢
与党3分の2視野、民主伸び悩み維新苦戦
2014/12/3 23:00 - 日本経済新聞 電子版
自民300議席超える勢い 衆院選・序盤情勢調査
朝日新聞 - 2014年12月4日(木)00:18
民主・維新、比例で不振 公明・共産は上積み視野
衆院選序盤情勢
2014/12/4 1:13 - 日本経済新聞 電子版
衆院選序盤情勢 自民300議席超の勢い
海江田・菅氏苦戦、民主70議席台も
産経新聞 - 2014年12月4日(木)07:59
産経新聞は、上の予測記事の最後に(アリバイ工作的に?)
【ただ、共同通信の電話世論調査では「まだ決めていない」との回答が
選挙区で53・5%、比例代表で45・5%に上っている。
無党派層など投票先を決めていない有権者が多いことから、
投開票日に向けて情勢が変動する余地も残っている。】
と書いて、予測が外れた時の予防線を張っているかのようだ (笑)
衆院選:自民300議席超す勢い 民主70前後
毎日新聞 - 2014年12月04日 08時21分
共産が躍進の気配、比例倍増も…非自民受け皿に
読売新聞 - 2014年12月4日(木)08:52
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自公、300議席超す勢い…衆院選序盤情勢
読売新聞 - 2014年12月3日(水)23:00
読売新聞社は、14日投開票の衆院選について、2、3の両日、全国の有権者を対象に世論調査を行い、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。
自民党は、小選挙区選、比例選ともに優勢で、比例選で伸長が見込まれる公明党と合わせ、与党で300議席を超える勢いとなっている。民主党は、公示前の62議席は上回る情勢だが、海江田代表が掲げた「3けた」の目標には届かない見通し。維新の党など第3極は低迷している。
共産党は比例選で好調で、公示前の8議席からの倍増をうかがっている。
調査では、小選挙区選で3割、比例選で2割の人が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢は終盤にかけて変わる可能性もある。
衆院選は、1票の格差是正のための法改正に伴い、今回から定数が五つ減り、小選挙区選295、比例選180の計475議席で争われる。小選挙区選には959人、全国11ブロックの比例選には841人が立候補し、重複立候補の609人を除くと、1191人が立候補している。
自民党は、小選挙区選で200人近くが優位に立っている。青森、群馬、富山、石川、福井、岐阜、鳥取、島根、山口、徳島、高知、長崎、宮崎の各県などで議席独占の可能性がある。比例選では、前回衆院選で獲得した57議席を大きく上回り、70議席台となる勢い。全体で、絶対安定多数を超え、公示前の293議席確保もうかがっている。
公明党は、小選挙区選に立候補した9人のほぼ全員が優勢なほか、比例選で伸長し、全体として公示前の31議席を上回りそうだ。
自公両党の公示前議席は324議席。今回、300議席を超えた場合、安倍首相(自民党総裁)の安定的な政権運営が続きそうだ。
民主党は、公認候補を擁立した178選挙区中、優位に立っているのが13選挙区にとどまっている。都市部で自民党と接戦を繰り広げているが、抜け出せていない。比例選は、前回の30議席は上回るものの、伸びは限定的となっている。
前回躍進した第3極は苦しい戦いとなっている。維新の党は、小選挙区選で優位なのが1けた台にとどまる。比例選は20議席台の情勢で、公示前の42議席には届きそうもない。公示前19議席の次世代の党は、小選挙区選と比例選を合わせても、1けた台に沈む見通し。生活の党も、小選挙区選で優勢なのが1人だけだ。
社民党は小選挙区で1人が優位に立っている。新党改革は厳しい戦いを強いられている。
共産党は、他の野党の候補が減る中、「非自民」票の受け皿となり、相乗効果で比例選が伸びそうだ。
共産が躍進の気配、比例倍増も…非自民受け皿に
読売新聞 - 2014年12月4日(木)08:52
民主党が伸び悩み、第3極が低迷する中、野党では共産党が躍進の気配を見せている。
沖縄県の3選挙区を除く全小選挙区に候補者を立て、「自共対決」を打ち出したことで、非自民票の受け皿となっているようだ。
共産党は個々の小選挙区では厳しい戦いだが、比例選では議席を伸ばし、公示前勢力の8議席を倍増する勢いだ。選挙準備が遅れた他の野党を尻目に、ほぼ全ての小選挙区に候補者を擁立したことで存在感を示し、比例選の支持を集めている。
政策面では「安倍政権の暴走ストップ!」と訴え、アベノミクスや原発再稼働、集団的自衛権行使に反対する姿勢を鮮明にしている。他の野党との違いを際立たせ、与党に不満を抱く無党派層などを引きつける戦略だ。
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