元中央情報局(CIA)職員のエドワード・スノーデン氏を取材した
ドイツのシュピーゲル紙によると、CIA や NSA(米国家安全保障局) による
情報監視・盗聴などのスパイ行為は、中国などだけではなく、日本やEU諸国
など 同盟国・友好国までターゲットにして行われていたらしい。
時事通信によると、その対象は今判明している範囲で
【EU諸国のほか、同盟国の日本や韓国、メキシコ、トルコ、インドも
盗聴・情報監視の対象となっていた。】 とのこと。
日本大使館も「標的」に=米当局が盗聴・傍受
―スノーデン容疑者、文書暴露・英紙
(時事通信) - 2013年7月1日(月)09:53
情報収集、EUも「標的」
=米当局、施設に盗聴器―独誌
(時事通信) - 2013年6月30日(日)07:10
そのやり口も電話やメールやSNSの盗聴だけではなく、
【NSAはワシントンのEU代表部に盗聴器を取り付け、コンピューターネットワークにも侵入、電子メールや内部文書にアクセスできる状態になっていた。ニューヨークにある国連本部のEU代表部とブリュッセルのEU本部でも盗聴していたという。】 大掛かりなもの。
スノーデン氏は、香港からロシア経由で第3国に出国するつもりだった
ようだが、米国の強硬な圧力により、空港で足止めとなっているようだ。
命懸けの内部告発をしたスノーデンさんを精神的には応援したい。
しかし、マスメディアの取り上げ方(特に日本の)が、「容疑者」扱いなのが
気になる処である。 完全に米国政府に歩調を合わせているように見える。
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日本大使館も「標的」に=米当局が盗聴・傍受
―スノーデン容疑者、文書暴露・英紙
(時事通信) - 2013年7月1日(月)09:53
米国家安全保障局(NSA)による情報監視問題で、英紙ガーディアン(電子版)は30日、元中央情報局(CIA)職員のエドワード・スノーデン容疑者(30)が暴露したNSA内部文書に基づき、米情報機関が日本を含む38の在米大使館・代表部の通信を盗聴・傍受していたと報じた。
米情報機関の情報監視問題をめぐっては、欧州連合(EU)が標的になっていたと報じられ、EU諸国が米国に説明を求めるなど、反発が強まっている。同紙が伝えた2010年9月の秘密文書によれば、EU諸国のほか、同盟国の日本や韓国、メキシコ、トルコ、インドも盗聴・情報監視の対象となっていた。
また、07年の文書は「ドロップマイアー」の暗号名で呼んでいた盗聴・情報収集の手法を説明している。通信機器に盗聴器を埋め込んだり、特別なアンテナを使って通信情報を収集したりなど、具体的手法が記載されていた。
情報収集、EUも「標的」
=米当局、施設に盗聴器―独誌
(時事通信) - 2013年6月30日(日)07:10
【ベルリンAFP=時事】
米国家安全保障局(NSA)による情報監視問題で、ドイツ誌シュピーゲル(電子版)は29日、NSAが欧州連合(EU)も「標的」にし、複数の施設に盗聴器を仕掛けていたと報じた。
同誌は、NSAの活動を暴露して訴追された元中央情報局(CIA)職員エドワード・スノーデン容疑者(30)が持っていた文書の内容として報道した。文書は2010年9月付の「極秘」資料。それによると、NSAはワシントンのEU代表部に盗聴器を取り付け、コンピューターネットワークにも侵入、電子メールや内部文書にアクセスできる状態になっていた。ニューヨークにある国連本部のEU代表部とブリュッセルのEU本部でも盗聴していたという。
米NSA、EUにもスパイ活動=独誌が報道
WSJ - 2013年 7月 01日(月) 09:40
独誌「米当局、EU代表部に盗聴器」
産経新聞 - 2013年7月1日(月)08:34
米盗聴問題:同盟国との関係悪化も 対応難しく
毎日新聞 - 2013年7月1日(月)12:39
米、日本大使館など盗聴 英紙報道
日経新聞 - 2013/7/1 9:50
アサンジ容疑者、スノーデン氏を「英雄」と称賛
日経新聞 - 2013/7/1 10:11
大使館盗聴報道、米に事実関係照会へ 官房長官
日経新聞 - 2013/7/1 11:59
英国・ガーディアン
Edward Snowden 特設サイト(英語)
EU demands clarification over US spying claims
(EUは、米国によるスパイ活動について明確にするよう要求)
guardian.co.uk, Sunday 30 June 2013 13.06 BST
Attacks from America: NSA Spied on European Union Offices
SPIEGEL (Germany) - June 29, 2013 – 11:21 PM
America's NSA intelligence service allegedly targeted the European Union with its spying activities. According to SPIEGEL information, the US placed bugs in the EU representation in Washington and infiltrated its computer network. Cyber attacks were also perpetrated against Brussels in New York and Washington. (Headline only)
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