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オバマ大統領が キューバとの国交断絶方針を変更 急場しのぎ ?!

2014-12-19 01:06:30 | 国際関係
2014年12月18日(木)

 アメリカ合衆(州)国が、キューバ社会主義共和国と国交正常化するとのこと。

 この事実を私は今朝7時のNHKニュースで知った。
各報道機関でも『歴史の転機』 として大きく捉えている!

 アメリカは、アメリカ流『民主主義』の価値観をキューバに持ち込みたいらしい。

 しかし、キューバは医療や教育が無料で国民に提供されている。
それを大企業の利益第一の資本主義市場でぶち壊そうと云う訳で、
魂胆が見え透いている。



米・キューバ:国交交渉 53年ぶり、正常化目指す
 毎日新聞 2014年12月18日 東京朝刊
 



 【ワシントン和田浩明】オバマ米大統領は17日、半世紀以上も外交関係が断絶しているキューバとの国交再開を目指す協議を開始すると発表する。ホワイトハウスは、キューバを国際的に孤立させることで民主化促進を目指すこれまでの米国の政策が「失敗だった」と認め、新たな包括的外交政策を発表することで、キューバに対する姿勢を180度方向転換する。

 オバマ大統領はすでにケリー国務長官にキューバ側との交渉を指示。米国はキューバの首都ハバナに大使館を再開することも念頭に、高官レベルの相互訪問を実施する。来年1月には担当の米国務次官補がキューバで移民問題について協議する予定だ。

 制限されてきた米国からキューバへの旅行についても条件を大幅に緩和。キューバ人に対する送金の上限額も、特定の政府関係者などを除いて引き上げる。

 複数の米メディアによると、キューバ政府は同日、2009年からキューバで拘束されていた米国人アラン・グロス氏を解放した。スパイ容疑などで15年の禁錮刑に服していた同氏の解放は、両国関係の関係改善に向けた必要条件だった。

 キューバはかつて米国の実質的な保護国だったが、1959年のキューバ革命後に米系企業の接収などが行われ、米側もカストロ政権転覆を目指して亡命キューバ人部隊の侵攻を図った「ピッグズ湾事件」を引き起こすなどし、外交関係は61年に断絶した。

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 ■ことば

 ◇米キューバ関係

 フィデル・カストロ氏らを中心としたキューバの革命勢力が1959年に当時のバティスタ政権を打倒(キューバ革命)。翌60年に国内の米系資産を接収した。61年に米国が対キューバ国交断絶を通告し、翌62年には対キューバ全面禁輸に踏み切った。

 

 



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1 コメント

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地球も凍るオヤジギャグ 急場しのぎ (宗純)
2014-12-19 11:40:30
もしも、東京とピョンヤンで同時に、安倍晋三と、金正日のトップ同士が、日朝国交樹立がテレビ演説で発表したらと想像して下さい。
これはもう、大騒ぎどころの話ではない。
世の中が大きく変化します。
日本の北朝鮮叩きは12年前からだが、アメリカのキューバたたきは半世紀も前からで年季が違う。
日本がとんでもなく右傾化した原因ですが、経済不況による閉塞感も大きいが、直接的な原因は、マスコミ総がかりの北朝鮮バッシングであることは明らかですよ。
隣国に対して,こんなことをすればナショナリズムが高揚して必ず右傾化する。
日本の北朝鮮封鎖は恥ずかしいヘイトスピーチの発生程度だが、
半世紀もキューバ封鎖を続けたアメリカはもっと悪影響が大きい。
フロリダ州はハワイ州と同じで、気候が温暖な観光地や保養地なのですが、武装キューバ難民の存在の影響で全米で一番治安の悪い州になってしまう。他の州のコンビニ強盗はピストルだがフロリダでは自動小銃で重武装しているとのブラックジョークのネタになっている。
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