JUNSKY blog 2015

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共謀罪 マスコミニュース番組の限界

2006-05-13 16:42:35 | 共謀罪
今朝のFBS「ウェークアップ!」
この番組は桂文珍さんがやっていた数年前までは、割とまともなことも言っていったんですけど、このごろはコメンテイターの質も悪く、提灯番組の体ですね。

 共謀罪も一応取り上げていましたが、コメンテイターが自民党の枡添と民主党の枝野(?)と中田横浜市長と知らない女の子で、民主党も対案を出すという話になり、本質を突いていない話でした。
 特に国際条約が懲役4年と決めているという論法が前面に出て、「国際犯罪に関する」という条約の限定のほうは避けている感じ。欧州諸国の対応も、一言触れただけで突っ込んだ比較はありませんでした。
 特に現在提案されようとしている共謀罪(自民党は修正案を出したり引っ込めたり)では、国際犯罪に限定せず、国際条約を盾に『火事場泥棒』的に、国民の行動や思想を取り締まり対象に拡大解釈される可能性が極めて強いということは、視聴者には解りにくい報道でした。

 教育基本法にも触れて、愛国心の表現について、自民・民主の案を比較していたのですが、民主党代表は「そんな論議は政治家の自己満足に過ぎない」と言って、最も重要な問題である、「愛国心の義務付け」から国民の関心をそらすような言い方をしていました。
 民主党案は『日本を愛する心を涵養する』でしたっけ・・・ これは自己満足に過ぎないと言うことらしいです。(自分で言ったんだから!)

 彼の弁では教育基本法よりも、教育現場での実態の方が重要だと言う訳です。
実態も危機的状態であることは確かですが、だからと言って教育基本法の理念をなおざりにする態度は許せません。
 民主党の政策通がこの程度の頭ですから民主党もたかが知れています。


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