JUNSKY blog 2015

私の時事評論等です
文化関係の記事は、
【観劇レビュー&旅行記】(ブックマークのTOP)
で書いています

「日本における歴史の『染み抜き』」 を批判 NYタイムズ社説 (12/4付け)

2014-12-05 17:18:45 | 国際関係
2014年12月5日(金)

 ニューヨーク・タイムズは12月4日付の社説で、安倍右翼政権による
『歴史の塗り替え作業』を厳しく批判したとのこと。

 総選挙の最中にこういう社説を掲上するとは、さすが!

Whitewashing History in Japan (日本における歴史の『染み抜き』)
 The New York Times
By THE EDITORIAL BOARDDEC. 3, 2014


 『Whitewashing』 を昨日は『漂白』 と訳しましたが、
 より実態に近いと思われる 『染み抜き』 に改訂しました。(12/6)

 産経新聞の『ごまかし』との訳や、読売新聞の『粉飾』よりは
 原語の『Whitewashing』 と 『汚点』を消し去ろうとする右翼自民党政権の
企みを、より的確に表現した訳語 だと思います!

安倍政権が“火遊び”…「日本における歴史のごまかし」
 NYタイムズ社説 (産経新聞) - 2014年12月5日(金)13:56
 

【ニューヨーク=黒沢潤】
 米紙ニューヨーク・タイムズは4日付の社説で、日本の右派勢力が第2次大戦中の慰安婦問題を否定するため、「脅迫キャンペーン」を展開していると批判した。

 「日本における歴史のごまかし」と題した社説は、アジアの戦地で女性を虐待する制度があったことを主要な日本の学者らが「歴史的事実として確立している」と強調。日本で今、こうした出来事を「戦時中の敵がでっち上げたウソ」とみなす政治的な動きが力を持ちつつあるとし、1993年の「河野談話」を見直す機運があるとも指摘した。

 社説は、安倍晋三政権が国粋主義的な熱情を煽り立て、戦時中の歴史の修正を要求する勢力に迎合する「火遊び」をしていると論じ、中国と韓国からは批判され、米国では「不満の対象になっている」とした。



「日本の右派、歴史を粉飾」NYタイムズが批判
 読売新聞 - 2014年12月05日 11時14分
 

 【ワシントン=今井隆】
 米紙ニューヨーク・タイムズは4日付の社説で、「安倍政権に勇気づけられた日本の右派政治勢力」が、いわゆる従軍慰安婦問題など第2次世界大戦中の不名誉な出来事を否定しようと「脅迫キャンペーン」を実施していると批判した。
 社説は「日本における歴史の粉飾」と題し、安倍政権が行っているのは、歴史の修正を要求する勢力に迎合する「火遊び」だとして非難した。



「右派が脅迫キャンペーン」=慰安婦問題で安倍政権批判―米紙社説
 (時事通信) - 2014年12月5日(金)05:46
 

【ニューヨーク時事】
 4日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、従軍慰安婦問題に関する社説を掲げ「安倍晋三政権に鼓舞された右派政治勢力が脅迫キャンペーンを展開中だ」と批判した。安倍政権は歴史のごまかしを求める勢力に迎合する火遊びをしていると訴えた。

 「日本の歴史粉飾」と題する社説は、日本の右派勢力が朝日新聞の慰安婦記事取り消しにつけ込み、アジアの女性が性的に虐げられた歴史的事実を否定するため、執拗(しつよう)に朝日新聞非難を続けていると主張した。

 ニューヨーク・タイムズは3日付の紙面でも日本国内の朝日新聞非難キャンペーンを取り上げた記事を1面に掲載した。慰安婦問題についてニューヨーク・タイムズは、元慰安婦の証言などから強制連行があったとする見方を一貫して取っている。  



 産経新聞・読売新聞が、NYタイムスの安倍政権批判を
衆議院選挙の渦中に紹介しているのが何とも興味深い!


*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************

Whitewashing History in Japan (日本における歴史の『漂白』)
 The New York Times
By THE EDITORIAL BOARDDEC. 3, 2014
 

 Right-wing political forces in Japan, encouraged by the government of Prime Minister Shinzo Abe, are waging a campaign of intimidation to deny the disgraceful chapter in World War II when the Japanese military forced thousands of women to serve in wartime brothels.

Many mainstream Japanese scholars and most non-Japanese researchers have established as historical fact that the program allowed Japanese soldiers to sexually abuse women across the Asian warfront — based on widespread testimony from the “comfort women.”

 Now a political effort to treat these events as wholesale lies concocted by Japan’s wartime enemies is gaining traction, with revisionists trying to roll back the government’s 1993 apology for the coercion of women into prostitution. The Abe government, intent on stoking nationalistic fervor, was rebuffed earlier this year in its effort to have revisions made to a 1996 United Nations human rights report on the women Japan forced into sex slavery. But, at home, the right wing continues to hammer away at The Asahi Shimbun newspaper, seizing on the paper’s retractions of articles published in the 1980s and 1990s that turned on limited aspects of its coverage to deny the larger historical truth of the “comfort women” program.

The Abe government is playing with fire in pandering those demanding a whitewash of wartime history. “They want to bully us into silence,” Takashi Uemura, a former Asahi reporter, said in describing how ultranationalists have made violent threats against him and his family.

Mr. Abe, under criticism from China and South Korea and frustration in the United States, said in March that he would uphold the apology. In it, Japan admitted that tens of thousands of women from South Korea and elsewhere were coerced into sexual slavery. This is where the historical truth stands, despite revisionist scheming. 



*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************

 

 

 

経済誌 【DIAMOND Online】 (Web版) で 『アベノミクス』 検証記事 連投

2014-12-04 12:55:00 | 選挙
2014年12月4日(木)

 経営者向けの経済誌 【DIAMOND Online】 (Web版) で
『アベノミクス』 検証記事 が 複数の『有識者』によって連投されている。


 たとえば、早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問の 野口悠紀雄 氏

アベノミクスの中身を暴露したGDPの落ち込み
マイナス成長は駆け込み需要の剥落が原因

 野口悠紀雄 【新連載・アベノミクス 最後の博打 第1回】 2014年11月20日

デフレ脱却によって経済成長率はむしろ低下した
政府は「インフレ目標」を取り下げるべきだ

 野口悠紀雄 【連載・第2回】 2014年11月27日

アベノミクスで潤ったのは大企業だけ
中小企業に恩恵は回っていない

 野口悠紀雄 【連載・第3回】 2014年12月4日

 それぞれ、グラフなどで推移を解り易く表現し、且つWeb版で数ページにおよぶ
立派な『論説』です。
 ここで引用すると超長~ー-く成りますので、上記リンクからお読みください。
 (読者登録;無料;が必要になるかも知れません)


 次に、安東泰志 [ニューホライズン キャピタル 取締役会長兼社長]

総選挙に突入!
「アベノミクス」の争点を考える

 安東泰志 【真金融立国論 第52回】 2014年12月4日

 金融経済用語が一杯出て来て専門的。長い論文。 
 途中で読むのを止めたがアベノミクスには否定的?のようだ。

 
 さらに、山田厚史 [デモクラTV代表・元朝日新聞編集委員]

総選挙・アベノミクスは本当の争点ではない
「安倍首相好み」政策に目を凝らそう

 山田厚史 【世界かわら版 第74回】 2014年12月4日



 ほかにも、田中秀征 [元経済企画庁長官、福山大学客員教授]

安倍政治の猪突猛進に
有権者はブレーキをかけられるか

 田中秀征 【政権ウォッチ 第260回】 2014年12月4日



*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************

 極一部のリード(導入)部分を引用して御紹介。

アベノミクスで潤ったのは大企業だけ
中小企業に恩恵は回っていない

 野口悠紀雄 【連載・アベノミクス 最後の博打 第3回】 2014年12月4日
 

 自民党は「アベノミクスで雇用は100万人以上増えた」「賃上げ率は過去15年で最高」と言っている。本当だろうか? また、円安で大企業の利益が増えれば、その恩恵は経済全体に及ぶとしている。しかし、本当にそうなるのだろうか? 現状はそれとはほど遠いことを以下に示す。

 2013年1月から14年10月までの間に、雇用者は127万人増加した。

 しかし、問題はその中身である。
まず、正規・非正規について見ると、増えたのは非正規であり、正規は減っている。

 具体的にはつぎのとおりだ。上記の期間において、
正規の職員・従業員は、38万人も減少している。
それに対して、非正規の職員・従業員は、157万人の増加となっている。
その内訳を見ると、
パート53万人増、
アルバイト35万人増、
契約社員53万人増などだ。
(以下略:リンクからお読みください)



総選挙に突入!
「アベノミクス」の争点を考える

 安東泰志 【真金融立国論 第52回】 2014年12月4日
 

 安倍首相は、衆議院の解散・総選挙に踏み出した。消費税増税延期については、与野党ともにほぼ異論がない中、解散の大義は何か。実際には集団的自衛権・憲法改正・原発再稼働なども争点になるはずのところ、それに焦点を当てさせない戦術なのか、首相は「アベノミクス解散」と称し、これまでの経済政策の可否を問うとしている。そのことの是非はともかくとして、今回の総選挙では、アベノミクスの何が争点になるのだろうか。



総選挙・アベノミクスは本当の争点ではない
「安倍首相好み」政策に目を凝らそう

 山田厚史 【世界かわら版 第74回】 2014年12月4日
 

 「景気回復、この道しかない」。安倍首相は自民党の政権公約2014の表紙に書いた。総選挙の争点はアべノミクスだという。四半期GDPは二期連続マイナス。いまや「冷めたピザ」でしかないアベノミクスだが、そんなものしか選挙も売り物はないのか。

 いや違う。実績なら集団的自衛権行使の閣議決定や秘密保護法がある。やりそこなったが憲法96条の改正もしたかった。これからは原発再稼働や普天間基地の辺野古移転だ。イスラム国攻撃のお手伝いや憲法改正も視野にあるだろう。意欲を燃やす政策はいろいろある。が胸張って国民に示せない。そこに安倍政治の本質がある。

 本当の争点はアベノミクスではない。前面に出さない政策こそ総選挙の争点なのだ。

実質賃金は16ヵ月マイナスなのに……

 総選挙を伝えるNHKは「アベノミクスの評価が最大の争点となる総選挙」と冒頭で必ず言う。公共放送だから首相の言い分をなぞるのか。2日の公示の日、読売も夕刊で「アベノミクス継続問う」と打った。朝日は「安倍政権2年評価焦点」。毎日「安倍政治を問う」、東京「安倍政治の2年審判」の見出しだった。

 同じ夕刊に厚労省が同日発表した10月の勤労統計調査の速報が載った。読売は「給与8か月連続増」と見出しに打った。脇に「実質賃金は16か月マイナス」。名目給与は昨年10月に比べ0.5%上がったが、物価上昇を加味した実質賃金は同2.8%も下がっている。給与所得者にどちらが大事かは明らかだが、読売は名目賃金が0.5%上がったことを「アベノミクス継続問う」という一面記事の横に飾った。



安倍政治の猪突猛進に
有権者はブレーキをかけられるか

 田中秀征 【政権ウォッチ 第260回】 2014年12月4日
 

 内閣支持率は43.6%、不支持率は47.3%で、安倍晋三内閣の支持率は2年前の発足以来、初めて不支持が支持を上回ったのである。

 また、前回調査(19日、20日)からほぼ10日の短期間に、支持率は3.8%も下落し、不支持率は3.2%も上昇したのだ。この傾向が投票日までに劇的に変わる要因はなさそうだが、自民党はこれを覆す有力な戦略を持ち合わせているのだろうか。

 既に本欄で指摘してきたが、安倍首相の解散戦略は「好調なアベノミクス」を絶対の前提としている。

 しかし、11月17日発表の7~9月のGDP速報値(年率換算マイナス1.6%)でこの戦略はあっけなく崩れ去った。

 その改定値は、12月初旬、投票日前に発表される予定だが、もしもマイナス1.6%よりもっと悪い数字が出たら安倍戦略は一気に瓦解することにもなりかねない。

 残る手立てと言えば、首相が良い数字を大声で叫び、悪い数字にはあえて触れないことしかないだろう。しかし、万一そんなことをすれば逆の効果を招くだろう。

 また、仮に、アベノミクスが好調であったとしても、それが必然的に経済格差を拡大する政策であることを多くの人が既に気づいてしまっている。



*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************

 

 

 

共産党躍進?? 解散・総選挙(12/14投票) 早くも予想屋の記事が続出!

2014-12-04 08:55:32 | 選挙
2014年12月4日(木)

 今朝の西日本新聞の1面TOP記事を見て驚いたことには、公示翌日(12/3)に
既にあらかたの議席配分が決まっているかのような大見出し!(共同通信配信)

 『自民党圧勝』 の様相!



 こういう予測記事を書くから、有権者は
「投票に行かなくても結果は決まっている!」と思い、
結果、投票率を低下させることになってしまうのでは?!

 その上、開票開始直後に出す『当確』が最近は間違いが殆ど無いので
事前調査結果通りの状況になってしまい、益々有権者をシラケさせる!

     ****************

 各党の獲得予測議席数まで一覧表で掲載されています。

 日経、毎日、読売、朝日なども予測記事を発表して『予測的中率競争』みたい!


   (西日本新聞の2014年12月4日付け朝刊1面TOP)

 田村 貴昭候補(比例単独)などは、自ら候補者本人なのにも拘らず、
自らのfacebookに、この予想記事のリンクと一覧表を掲載して、
「躍進のチャンスであることは疑いない。」 とか

毎日新聞記事を引用する形で、
「共産党は一部小選挙区で競り、比例では10議席以上が有望だ」 とか
     毎日新聞序盤情勢(12/4)

朝日新聞記事を引用する形で、
「共産は公示前の8議席から倍近く増える見通し」
「共産は、比例区で00年以来の2ケタの議席が有力になってきた」
 とか
    書いてしまっている。

田村 貴昭 facebook

 支持者が盛り上がるのならともかく、候補者自身がマスメディアの
『世論誘導』をそのまま引用してしまっていて良いのか! 
 結果、その投稿への 支持者のコメントにも『楽観論』が続出!

 後の祭りだが・・・ 今から引き締めても残り9日間しかない!

 「躍進のチャンスであることは疑いない。」
   とか、候補者本人が書いては 『ダメよ~ダメダメ』


 これで、田村候補が落選すれば目も当てられない!

 このまま田村候補自身がマスメディアの『世論誘導』を引用して、
楽観論を拡散させるていると墓穴を掘ることになるでしょう!
 マスメディアは決して共産党の味方でも支援者でも無いことは
重々承知のはずなのに・・・

 有権者は、そんなに甘くないことを肝に銘じるべき!


     ****************

【関連記事】

自公、300議席超す勢い…衆院選序盤情勢
 読売新聞 - 2014年12月3日(水)23:00


自民、300議席うかがう 衆院選序盤情勢
与党3分の2視野、民主伸び悩み維新苦戦

 2014/12/3 23:00 - 日本経済新聞 電子版


自民300議席超える勢い 衆院選・序盤情勢調査
 朝日新聞 - 2014年12月4日(木)00:18


民主・維新、比例で不振 公明・共産は上積み視野
衆院選序盤情勢

 2014/12/4 1:13 - 日本経済新聞 電子版


衆院選序盤情勢 自民300議席超の勢い
 海江田・菅氏苦戦、民主70議席台も
 産経新聞 - 2014年12月4日(木)07:59

 産経新聞は、上の予測記事の最後に(アリバイ工作的に?)
【ただ、共同通信の電話世論調査では「まだ決めていない」との回答が
 選挙区で53・5%、比例代表で45・5%に上っている。
 無党派層など投票先を決めていない有権者が多いことから、
 投開票日に向けて情勢が変動する余地も残っている。】

  と書いて、予測が外れた時の予防線を張っているかのようだ (笑)

衆院選:自民300議席超す勢い 民主70前後
 毎日新聞 - 2014年12月04日 08時21分
 

 



共産が躍進の気配、比例倍増も…非自民受け皿に
 読売新聞 - 2014年12月4日(木)08:52




*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************

自公、300議席超す勢い…衆院選序盤情勢
 読売新聞 - 2014年12月3日(水)23:00
 

 読売新聞社は、14日投開票の衆院選について、2、3の両日、全国の有権者を対象に世論調査を行い、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。

 自民党は、小選挙区選、比例選ともに優勢で、比例選で伸長が見込まれる公明党と合わせ、与党で300議席を超える勢いとなっている。民主党は、公示前の62議席は上回る情勢だが、海江田代表が掲げた「3けた」の目標には届かない見通し。維新の党など第3極は低迷している。
 共産党は比例選で好調で、公示前の8議席からの倍増をうかがっている。
 調査では、小選挙区選で3割、比例選で2割の人が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢は終盤にかけて変わる可能性もある。

 衆院選は、1票の格差是正のための法改正に伴い、今回から定数が五つ減り、小選挙区選295、比例選180の計475議席で争われる。小選挙区選には959人、全国11ブロックの比例選には841人が立候補し、重複立候補の609人を除くと、1191人が立候補している。

 自民党は、小選挙区選で200人近くが優位に立っている。青森、群馬、富山、石川、福井、岐阜、鳥取、島根、山口、徳島、高知、長崎、宮崎の各県などで議席独占の可能性がある。比例選では、前回衆院選で獲得した57議席を大きく上回り、70議席台となる勢い。全体で、絶対安定多数を超え、公示前の293議席確保もうかがっている。

 公明党は、小選挙区選に立候補した9人のほぼ全員が優勢なほか、比例選で伸長し、全体として公示前の31議席を上回りそうだ。

 自公両党の公示前議席は324議席。今回、300議席を超えた場合、安倍首相(自民党総裁)の安定的な政権運営が続きそうだ。

 民主党は、公認候補を擁立した178選挙区中、優位に立っているのが13選挙区にとどまっている。都市部で自民党と接戦を繰り広げているが、抜け出せていない。比例選は、前回の30議席は上回るものの、伸びは限定的となっている。

 前回躍進した第3極は苦しい戦いとなっている。維新の党は、小選挙区選で優位なのが1けた台にとどまる。比例選は20議席台の情勢で、公示前の42議席には届きそうもない。公示前19議席の次世代の党は、小選挙区選と比例選を合わせても、1けた台に沈む見通し。生活の党も、小選挙区選で優勢なのが1人だけだ。

 社民党は小選挙区で1人が優位に立っている。新党改革は厳しい戦いを強いられている。

 共産党は、他の野党の候補が減る中、「非自民」票の受け皿となり、相乗効果で比例選が伸びそうだ。



共産が躍進の気配、比例倍増も…非自民受け皿に
 読売新聞 - 2014年12月4日(木)08:52
 

 民主党が伸び悩み、第3極が低迷する中、野党では共産党が躍進の気配を見せている。

 沖縄県の3選挙区を除く全小選挙区に候補者を立て、「自共対決」を打ち出したことで、非自民票の受け皿となっているようだ。

 共産党は個々の小選挙区では厳しい戦いだが、比例選では議席を伸ばし、公示前勢力の8議席を倍増する勢いだ。選挙準備が遅れた他の野党を尻目に、ほぼ全ての小選挙区に候補者を擁立したことで存在感を示し、比例選の支持を集めている。

 政策面では「安倍政権の暴走ストップ!」と訴え、アベノミクスや原発再稼働、集団的自衛権行使に反対する姿勢を鮮明にしている。他の野党との違いを際立たせ、与党に不満を抱く無党派層などを引きつける戦略だ。



*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************

 

 

 

新語・流行語大賞 2014 【ダメよ〜ダメダメ 集団的自衛権】

2014-12-03 23:50:20 | 日常雑感
2014年12月3日(水)


【ダメよ〜ダメダメ
  集団的自衛権】






 新語・流行語大賞の選者のエスプリが絶妙に効いています!

 多々ある中から、よくぞこの組み合わせを選定されました! 敬服!


      ******************

 何故私が上記のような『高い評価』をするかと云うとその理由は・・・

 まず、【集団的自衛権】 と云う用語は、憲法制定時や安保条約締結時から
論議されてきた、国際関係に関する(端的に言えば戦争に関する)用語であって
全く『新語』であるはずもなく、また政治の世界やマスメディアで使われた
だけのものであって、『流行語』になった訳でもない。

 その『新語』でも『流行語』でもない『政治用語』(戦争用語)を
『新語』・『流行語』の範疇と考えることができる【ダメよ〜ダメダメ】
敢えて組み合わせて受賞させたのは、選考者に この投稿のタイトルにもした
【ダメよ〜ダメダメ 集団的自衛権】
  の意図がハッキリと有ったからだ、と思うからです。

*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************

流行語大賞:「ダメよ〜ダメダメ」と「集団的自衛権」
 毎日新聞 ‐ 2014年12月01日 17時00分(最終更新 12月02日 09時05分)
 

 今年の世相を反映した言葉を選ぶ「2014ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が1日発表され、年間大賞に、安倍内閣が行使を認めた「集団的自衛権」(受賞者辞退)と、女性お笑いコンビ「日本エレキテル連合」の「ダメよ〜ダメダメ」の2語が選ばれた。

 「集団的自衛権」は、自国と密接な関係にある外国が武力攻撃を受けた際に、自国が直接攻撃されていなくても実力で阻止する国際法上の権利。政府は長年、憲法上行使できないとしていたが、安倍内閣が7月、閣議決定で憲法解釈を変更して行使を認めた。戦争を放棄した憲法9条解釈を根本から転換する内容で、変更後の8月に実施した毎日新聞の全国世論調査では、行使への反対が6割に上った。事務局は「辞退した受賞者は非公表」としている。

 「ダメよ〜ダメダメ」は、エレキテル連合の中野聡子さん(31)と橋本小雪さん(30)によるギャグ。「いいじゃないの〜」と年配の男性が女性を口説く様子を風刺したコント中で、女性役が誘いを拒否する決めゼリフとして何度も口にし、幅広い世代で流行した。

 他にトップテンには、映画「アナと雪の女王」の劇中歌「ありのままで」や、ゲームやアニメなどで大ヒットした「妖怪ウォッチ」のほか、社会問題化した「危険ドラッグ」などが入った。

 コントの際の衣装と化粧で登場したエレキテル連合の2人は「じぇじぇじぇ」と昨年の年間大賞だったNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の言葉で喜びを表し、「今年だけといわず、来年も使い続けてもらわないと、ダメよ〜ダメダメ」とあいさつして会場の笑いを誘った。【山田泰蔵】

 トップテンに入った他の受賞語は次の通り。(かっこ内は受賞者)

 ▽ありのままで(「アナと雪の女王」チーム)
 ▽カープ女子(石田敦子さん=漫画家、カープ女子の皆さん)
 ▽壁ドン(L♥DK)
 ▽危険ドラッグ(古屋圭司・前国家公安委員長)
 ▽ごきげんよう(美輪明宏さん=歌手)
 ▽マタハラ(杉浦浩美・立教大社会福祉研究所特任研究員)
 ▽妖怪ウォッチ(日野晃博・妖怪ウォッチクリエイティブプロデューサー)
 ▽レジェンド(葛西紀明さん=スキージャンプ選手、
   青木功さん=プロゴルファー、山本昌広さん=プロ野球・中日投手)
 



*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************

 

 


【2014 衆議院議員選挙】 公示!

2014-12-02 23:55:38 | 選挙
2014年11月2日(火)

 あれよあれよと云う間に、衆議院議員選挙・2014 が 公示された。

衆院党派別立候補者数(選挙区)【14衆院選】

 【時事通信社調べ】(10時00分現在)

党派名  合 計 女 性  重 複 前 職 元 職 新 人

自 民  232( 18)   0 216   2  14
民 主  144( 21)   0  51  61  32
維 新   58(  8)   0  30   8  20
公 明    7(  0)   0   7   0   0
次世代   21(  1)   0  11   1   9
共 産  239( 60)   0   2   1 236
生 活    9(  1)   0   4   3   2
社 民   17(  0)   0   2   1  14
改 革    0(  0)   0   0   0   0
諸 派    3(  1)   0   0   0   3
無所属   28(  4)   0  14   3  11

合 計  758(114)   0 337  80 341

(2014/12/02-10:07)

    *********************

衆院党派別立候補者数(比例代表)【14衆院選】

 【時事通信社調べ】(届出終了)

党派名  合 計 女 性  重 複 前 職 元 職 新 人
自 民  341( 42) 272 277   6  58
民 主  197( 29) 177  61  83  53
維 新   83(  9)  76  40  12  31
公 明   42(  3)   0  22   0  20
次世代   45(  2)  36  18   2  25
共 産   42( 15)  19   7   1  34
生 活   19(  3)  12   5   9   5
社 民   24(  1)  17   2   1  21
改 革    4(  1)   0   0   0   4
諸 派   44( 20)   0   0   0  44
無所属    -(  -)   -   -   -   -

合 計  841(125) 609 432 114 295

(2014/12/02-20:22)


*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************

 

 


自民、原発再稼働90%賛成 衆院選候補アンケート (共同通信)

2014-12-01 23:20:32 | 選挙
2014年12月01日(月)

自民、原発再稼働90%賛成 衆院選候補アンケート
 くまにち.com(共同)- 2014年12月01日
 

 共同通信社は第47回衆院選の立候補予定者に政策アンケートを実施し、11月30日までに947人から回答を得た。

 原発再稼働について、
自民党の90・7%、公明党の79・4%が賛成
 したのに対し、
民主党の72・2%が反対した。維新の党では反対が90・9%を占めた。

 選挙後の最優先課題(複数回答)では、全体で
「景気・雇用対策」が84・6%となりトップだった。

 12月10日に施行される特定秘密保護法について、自公両党では、現状で良いとする答えが大多数を占めた。
一方、全体では「廃止」や、国民の知る権利に配慮する内容への改正を求める回答が計58・3%あった。(共同)



     ********************

 西日本新聞でも他の項目と合わせて紹介していたが、不公平なのは
自民・公明、民主・維新 の4党のことしか取り上げず、他党派は無視していること。

 自民党がマスメディアに要請した『公平・中立な報道』とは、このことか!
 さもありなん!
 早速、自民党の要請に屈服して、『公平・中立な報道』 に努める
マスメディアの限界は明瞭である!

 とはいえ、ブロガーの影響力もあまり期待できないし・・・

*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************