行動ターゲティング

読売のネット社会欄に気になる記事がありました。

「行動ターゲティング」

同じ画面を開いても出てくる広告が違う、というものです。

これは今まで利用者が訪れたサイトやキーワードを分析して、一人一人の興味や関心に合った広告を配信する、という「Cookie（クッキー）」という機能です。

閲覧率が2～5倍に増加し、効率的な広告ができるというのです。

落とし穴は、行動履歴の管理が行き過ぎると個人情報保護がおざなりにされる恐れがあることです。実際に米国では広告大手のダブルクリックが消費者団体から強い非難を浴びたことがあり、利用者に提供の有無を選択させる指針ができているそうです。

さて、この話題に触れた理由は当ブログのトラックバックに見知らぬ広告が添付されていたからです。魚民集合の青森VS秋田の記事で秋田仁手古サイダーの言葉に反応したのでしょう。秋田の会社の広告でした。

利用者にとっても便利である反面、いちいち内容の管理まではできないので、ありがた迷惑とも受け取れるわけです。

「だったら無料グログで情報発信なぞ使いなさんな」という声も聞こえてきますが、いや、まったくその通りです。