i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

商店女将さんとのリンゴ会話

2016-02-04 17:28:25 | あおもり
ベトナムに来ました。当レストラン「ダナンスシバー」は2/4より2/13までテト正月休みに入ります。

さて、飛行機で移動する前にお土産のイカ寿司を購入したお店の女将さんとの会話で印象的な所がありました。

「青森リンゴ輸出は台湾が多いけど、最近中国にもフジを出しているよ」

「ベトナムはリンゴの50%を中国から輸入しているのだけど、その中国に?」

「中国のリンゴは小さいし品質はイマイチだけど、青森リンゴは品質が良く大きいでしょ。栽培技術が違うのよ」

この会話ではリンゴの大きさに研究を重ねた青森プライドみたいなものが感じられますが、私がベトナムで感じるのは次のような事です。

「一般消費者にも小玉の美味しい青森リンゴもあれば売れるのになぁ」という感想です。つまりリンゴ輸出の戦略性としては大きさや種類を使い分ける必要があるのではないか、という事を言いたいのです。

先ず「絵文字リンゴ(多分むつ)」で祝い事、祝祭日、供え物対応でブランド化を図り、「大きなフジリンゴ」を高級贈答用にし、「小さなフジりんご」は一般プレゼント、家族集合時対応です。それらを組み合わせしてセット販売したら良いと思います。

私はこの販売方法ならきっと大当たりすると思いますね。例えば現在テト正月準備で大忙しですが、この時期は「絵文字リンゴと小玉リンゴ数個のセット」がイケそうです。お正月の来客用、帰省お土産用ですね。リンゴの日持ちする特性も十分生かされます。




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地方創生で再エネに踏み込めるか

2016-02-04 14:45:27 | あおもり
2/3朝日新聞WEBで伝えておりました。

-「地方創生はエネルギーから」ジャーナリスト講演-

 県内で再生可能エネルギー事業を行う八戸市のNPO法人グリーンシティが1月29日、市内で「エネルギーシフトで地域が変わる」と題した講演会を開催した。ドイツ在住の環境ジャーナリスト村上敦さんが、ドイツのこれまでの取り組みなどを紹介した。

 村上さんは冒頭、ドイツは発電に占める再エネの割合が2015年に3割を超え、25年間で30%増加したことを紹介。このうちの3分の2は、大規模な電力会社ではなく、市民や農家など地域に住む人たちが投資している点を最大の特徴に挙げた。「市民の活動が国の政策の転換につながった」と述べた。

 地域でエネルギーを作ると、お金が流出せず、地域内で循環するのが利点だという。しかし県内を含め、国内では県外資本の再エネが多く、「地域の資源を地域で活用できていない」と指摘。そのうえで「国が進める『地方創生』政策として(農産物などの)6次産業化と言っても難しく、できるならもうしてきたはずだ。再エネの活用が一番取り組むハードルが低い」と提言した。

-引用終わり-

例えば風力発電トップクラスの下北地域で地元企業による風力参入は殆どありません。太陽光発電は計画数が多いものの送電線容量不足でストップしました。木質バイオマス発電は木材原料の提供だけで発電までは行きませんでした。小水力発電はほぼ皆無です。唯一進んでいるのは燧岳の地熱発電の調査のみです。

記事では「再エネ活用が一番取り組みハードルが低い」と言っていますが、ここ下北では限りなく遠いように感じます。

私は目標の3本の矢の一つに「下北再生エネルギー半島化プロジェクトのステップアップ」を掲げています。昨年は「小水力発電の可能性検討」を行ってみましたが、今年は「温泉発電と熱利用の可能性検討」をやってみたいと考えています。


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