甲子園での阪神戦は、雨天中止となりました。開幕して1か月強ですが、今季の雨天中止は早くも4試合目となりました。
例年以上に雨天中止が多く、これから梅雨の時期になるとさらに中止が増える可能性が高く、これ以上中止が増えると、シーズン終盤の日程が過密になるので心配ではありますが、今の打線の状態を考えると、阪神と試合をしたくないので、中止はありがたいと思えば、恵みの雨とも考えられます。
この中止を良いことと捉えて、心機一転、明日の試合に臨み、床田を援護してほしいですね。
甲子園での阪神戦は、雨天中止となりました。開幕して1か月強ですが、今季の雨天中止は早くも4試合目となりました。
例年以上に雨天中止が多く、これから梅雨の時期になるとさらに中止が増える可能性が高く、これ以上中止が増えると、シーズン終盤の日程が過密になるので心配ではありますが、今の打線の状態を考えると、阪神と試合をしたくないので、中止はありがたいと思えば、恵みの雨とも考えられます。
この中止を良いことと捉えて、心機一転、明日の試合に臨み、床田を援護してほしいですね。
マツダスタジアムでの阪神戦は、降雨中止となりました。
チームは、昨日の試合で延長12回を戦い、その後広島へ移動するハードスケジュールだったことから、今日は選手たち、特に中継ぎ投手陣にとっては良い休養になったと思います。
今日の中止を有効活用してコンディションを整えて、明日からの阪神戦に臨んでほしいですね。
また、今日の中止により、先発予定だった大瀬良は、スライドせず明後日の試合に回り、明日は当初の予定通り床田が先発して、明後日の先発予定だったアドゥワは5月3日のDeNA戦に回ることになったようです。
先発ローテにも余裕ができて、チームにとっては恵みの雨だったとプラスに捉えられますね。
今日の神宮でのヤクルト戦は、雨天中止となりました。
チームは2分を挟んで4連勝と状態が上向いてきたところだったので、試合をやりたかったですが、天気はどうすることもできないので、仕方ありません。
今日の先発予定だったハッチは、明日にスライド先発することになり、新井監督によると、中5日で明日先発予定だった九里は、登板間隔を空けて28日の中日戦に回るとのことでした。
ハッチは、米国時代にもスライド登板した経験があるとのことで、問題は無さそうです。
一方の九里は、27日の試合ではなく28日の試合に回るようですが、森下の登板を優先させたと思われますが、九里がまだ未勝利であることを考慮して、少し登板間隔を空けたのかもしれませんね。早く九里も初勝利を挙げてほしいですね。
ヤクルト2回戦は、降雨により午後1時30分に中止が発表されました。先発予定だった大瀬良が、明日の試合にスライドすることとなりました。
チームは、昨日の試合で、田村の安打から決勝点を挙げて良い形で勝っており、勢いが付いたと思ったので、続けて試合をしたかったところですが、雨天中止では仕方ありません。
また、早く中止が決まったことから、大瀬良にとっても、メンタルとフィジカルとも調整には、あまり影響がないと思われるので、明日の登板には問題ないと思います。今季初登板での快投を期待したいですね。
明日からの開幕に向けて、NPBから開幕1軍登録選手が発表されました。
新井監督2年目のシーズンは、投手は益田、野手は久保の2年目コンビが初の開幕1軍メンバーに入り、外国人選手ではレイノルズとシャイナーの野手2人、また、コンディション不良によりオープン戦最終戦を欠場した秋山と野間も間に合いました。
その他にも、河野と田村も1軍メンバー入りしましたが、森、遠藤、磯村、曽根、大盛らの1軍経験のある選手や故障で出遅れた末包が漏れてしまい、新人選手も入ることができませんでした。
新井監督も常々言っていますが、開幕1軍が全てではなく、長いシーズンを戦っていくためには、2軍スタートとなる選手の力が必要となる時が必ず来るので、その時に備えて準備をしておいてほしいですね。
開幕戦の先発は九里と東の対決となることから、僅差のゲーム展開になると予想されます。両外国人の状態が上がっていないので、長打による得点は厳しいと思われるので、カープらしい繋ぐ攻撃に機動力を絡めて東を攻略し、開幕戦を白星で飾って、チームに勢いを付けてほしいですね。
<1軍登録メンバー>
投手:九里、大道、森浦、栗林、中﨑、益田、塹江、矢崎、島内、河野
捕手:會澤、坂倉、石原
内野:上本、田中、堂林、レイノルズ、菊池、小園、矢野、羽月、シャイナー
外野:秋山、野間、松山、久保、田村
SB 000 000 000 0
広島 020 001 00X 3
勝利投手:アドゥワ2勝
敗戦投手:岩井2敗1S
セーブ:大道2敗1S
打線は、2回1死後に連打で1,2塁とすると、2死後に上本と久保の連続適時短長打により2点を先制すると、6回には2死後に2塁打で2死2塁として、代打松山の適時打で1点を追加しました。
7回には死球と安打に四球で1死満塁の追加点機を作るも、矢野の左飛で本塁を狙った三走上本が本塁でアウトになってしまい、追加点を奪えませんでした。
先発のアドゥワは、初回に先頭の周東に安打を打たれるも、その後は無安打1四球に抑える好投で、3回を投げて1安打1四球1奪三振無失点に抑えました。
4回は島内が三者凡退に抑えると、5回は育成の杉田が1安打無失点、6回は育成の岡田が三者凡退、7回は河野が1安打無失点、8回は森浦が三者凡退に抑えました。9回は大道が連打で無死1,2塁のピンチを招くも、代打井上を三振、川村を中飛、栗原を三振に斬って無失点で凌ぎ、ソフトバンクに零封勝ちして、オープン戦を白星で締め、6勝8敗5分で終えました。
開幕3戦目に先発する予定のアドゥワは、右打者にはツーシーム、左打者にはカットボールを制球良く投げ分けて、テンポの良い投球で3回1安打無失点に抑える素晴らしい投球で、開幕前最終登板を終えました。
開幕に向けて、着実に状態を上げており、今の状態を維持していけば、強力DeNA打線もしっかりと抑えることができると思います。
打線は、坂倉と久保がともに2安打を放つなど、適時打を含む8安打3得点と昨日までの貧打は脱したものの、野間は体の張りで欠場し、シャイナーとレイノルズはともに無安打で浮上の兆しが見られず、開幕に向けて貧打の不安を解消することができませんでした。
新井監督は、シーズンに入れば、ガラッと変わることがあると、期待を込めたコメントをしていますが、昨季のデビッドソンのように、いつまでも上向かない可能性もあり、久保のように急に頭角を現してきた選手もいるので、2人の起用法については、長いシーズンを見据えながらも、目の前の試合のことも考えて検討してほしいですね。
昨日の試合を欠場した秋山は、「左足首腓骨筋腱炎」と診断されたとのことで、新井監督によると、軽度とのことで開幕には問題ないとのことで、長期離脱は免れたのは幸いですが、開幕戦にスタメン出場できるかどうかは微妙かもしれませんね。
広島 000 001 000 1
SB 230 000 00X 5
勝利投手:スチュワート・ジュニア 2勝
敗戦投手:森下1敗
本塁打:[ソフトバンク]柳田2号、ウォーカー5号
先発の森下は、初回1死後に四球を与えると、柳田に2点本塁打を浴びると、続く2回には先頭のウォーカーに本塁打を浴び、さらに1死後、3連続短長打を打たれて、この回3点を失いました。
それでも3回は修正して三者凡退に抑え、3回を投げて5安打2四球3奪三振5失点でマウンドを降りました。
4回からは床田が登板して、1安打1四球3奪三振無失点の好投でした。
打線は、2番に菊池、5番に堂林、6番に田村を起用して、昨日に続きシーズン開幕を見据えた打順を組みましたが、スチュワートに対して2回と3回に1死2塁の好機を作りながら、後続が凡退して無得点に終わり、5回まで2安打に抑えられてしまいました。
6回は1死後に連続短長打で1死2,3塁として、レイノルズの犠飛で1点を返しましたが、7回から9回まで1安打に抑えられて得点を奪えず、ソフトバンクに完敗を喫し、オープン戦の負け越しが決まりました。
森下は、立ち上がりは制球が安定せず、2本塁打を浴びるなど5点を失って、シーズン開幕向けて不安を残しましたが、3回は修正して三者凡退に抑えたので、最後は良い形で終えることができたと思います。
森下であれば、今日の反省点をシーズンでの登板に活かして、快投を見せてくれるはずです。
一方の床田は、球の切れ、制球とも素晴らしく、ほぼ完璧な投球内容でした。いつ開幕しても問題ないという状態だと思われるので、当番日に合わせて、しっかりとコンディションを整えてほしいですね。
打線は、昨日は本塁による得点だけ、今日は犠飛による得点だけで、2試合連続適時打が出ておらず、貧打が続いています。
今季の打線のカギとなるレイノルズとシャイナーが揃って低調のままで、上向く気配を感じまられず、さらに野間と菊池も状態が上がっていません。
オープン戦は調整の場ではあるものの、開幕まで1週間を切り、オープン戦も残り1試合となると、これだけ低調な打者が多いのは不安になるので、明日は不安を払拭するような快音を連発してほしいですね。
秋山が左くるぶしの違和感のため、今日の試合を欠場し、広島で検査を受けるとのことです。新井監督によると「そんなにシリアスなものではないと思う。ただ(開幕直前の)この時期なのでちゃんと検査しておこうということ」とのことですが、さすがに心配になります。
今の低調な打線で、さらに秋山が不在となると大幅な戦力ダウンとなるので、軽傷であってほしいですね。
広島 000 000 011 2
SB 000 000 200 2
本塁打:[広島 堂林2号、久保1号
[ソフトバンク]栗原3号、ウォーカー4号
開幕前最後のカードとなるソフトバンク戦は、開幕を見据えた試合となりました。
開幕投手の九里は、2回1死から四球を与えただけで、3回を投げて無安打1四球4奪三振無失点でマウンドを降りました。
4回は大道がマウンドに上がり、四球と左安打で1死1,2塁のピンチを招くも、併殺に打ち取って無失点で凌ぐと、5回に登板した塹江も安打と四球で1死1,2塁とするも、後続を連続三振に斬って得点を与えませんでした。
6回は中崎が三者凡退に抑えるも、7回に登板した矢崎が、連続本塁打を浴びて2点を失いました。
8回は栗林、9回は益田がともに三者凡退に抑えました。
打線は、DHを使用せず開幕戦を見据えたオーダーで臨み、2番に坂倉、5番に秋山、7番は田村を起用しましたが、7回まで1安打抑えられてしまいました。
8回に堂林が本塁打を放つと、9回には久保が本塁打を放って同点に追いつき、引き分けに持ち込みました。
九里は、開幕前最終登板となった試合で、3回をほぼ完璧に抑えており、調整は万全と見て間違いなく、全く不安を感じさせませんでした。
中継ぎ陣は、矢崎が連続本塁打を浴び、大道と塹江はピンチを招くなど、少し不安定な印象を残しましたが、まだ調整期間はあるので、今日の反省点を活かして、修正してもらえれば、問題ないと思います。
一方の打線は、開幕を見据えたオーダーで臨みながら、7回まで1安打に抑えられてしまいました。4番に入ったレイノルズは、ここまで順調に状態を上げていましたが、今日は4打数4三振に終わるなど、開幕スタメン候補から快音が聞かれませんでした。
途中出場の堂林と久保が、本塁打を放って存在感をアピールしたことは、収穫ではありますが、開幕に向けて大きな不安が残りました。残り2試合で主力から快音が聞かれて、不安を解消させて開幕を迎えたいですね。
広島 011 010 200 5
西武 003 010 20X 6
勝利投手:ボー・タカハシ2勝
敗戦投手:大道2敗
本塁打:[広島]田村3号
打線は、2回に2死2塁から上本の適時打で1点を先制すると、続く3回には1死2塁からレイノルズの適時打で1点を追加しました。
逆転された5回には、1死1、3塁として、田中の内野ゴロの間に1点を挙げて同点に追いつきました。
再び勝ち越された7回には、無死1塁から田村が2点本塁打を放って、逆転に成功しました。
先発の大瀬良は、初回の先頭打者に四球を与えるも、後続を断って無失点で凌ぎましたが、3回1死後に連続長短打と四球で1死満塁のピンチを招いて、連続適時短長打を浴びて3点を奪われ、逆点を許しました。
続く4回は先頭打者に四球を与えたところで降板するも、代った森浦が後続を抑えて、大瀬良は3回0/3を投げて、4安打3四球3奪三振3失点でした。
5回は今季から育成契約になった岡田が登板して、安打と捕逸で1死2塁のピンチを迎えると、適時打で1点を失いましたが、後続を断って1回を投げて3安打1失点でした。
6回は河野が三者凡退に抑えるも、7回に登板した大道が短長打で1死2,3塁とされて、2点適時2塁打を浴びて逆転を許してしまいました。
8回は益田が1安打無失点に抑えるも、打線が得点を奪えず、西武に競り負けました。
大瀬良は、制球が安定していませんでしたが、状態が悪い訳ではなく、春季キャンプからカットボール以外の球種の精度向上に取り組んでおり、今日の投球では配球を代えたものであり、本人も、「試したかった球種でアウトが取れてるところは良かった」と新たな取り組みに対して一定の手応えを得たようです。また、3回に3失点しましたが、不運な当たりが絡んだ失点であり、今の状態を心配することはありません。
4回途中に降板したのは、球数が嵩んでしまい予定投球数に達したものであり、昨秋に手術した右肘の状態を気にせず、新たな取り組みを試すことができていることを考えれば、開幕に向けて順調に調整が進んでいると思われるので、今季の大瀬良は、昨季の悔しい思いを晴らす活躍をしてくれそうですね。
広島 100 000 000 1
西武 100 000 02X 3
勝利投手:甲斐野1勝
敗戦投手:杉田1敗
セーブ:アブレイユ2S
本塁打:[広島]小園2号
[西武]中村剛1号
初回に小園の本塁打で幸先良く先制するも、その後は4回1死1,2塁の好機でシャイナーは三振、田村が遊ゴロに倒れると、7回無死2塁もシャイナー、田村、菊池が内野ゴロに打ち取られて、追加点を奪えず、散発4安打に抑えられてしまいました。
先発した玉村は、初回に連打と四球で1死満塁のピンチを招くと、中村剛の犠飛で1点を失いましたが、その後は散発3安打に抑えて、5回を投げて5安打1死球5奪三振1失点の好投でした。
6回は塹江が完璧に抑えると、7回は矢崎が1四球無失点に抑えましたが、8回登板した杉田が2死後に安打で走者を背負い、中村剛に2点本塁打を浴びて、勝ち越しを許してしまい、逆転負けを喫してしまいました。
開幕ローテ入りを狙う玉村は、立ち上がりが不安定で、1死満塁のピンチを招きながら、秋山の好守もあって1失点で凌ぐと、2回以降はしっかり修正して制球と球も切れが良くなり、2回から5回までは連打を許さず、毎回の5奪三振で追加点を与えませんでした。
初回こそ課題が残りましたが、2回以降は安定した投球であり、先発ローテとして任せられる内容だったと思います。
先日のアドゥワと黒原に続き、玉村も好投したことで、残り1枠の開幕ローテ争いは混沌としており、新井監督は「アドゥワにしても、黒原にしても、タマ(玉村)にしてもすごくいいものを見せてくれているので、しっかり考えたいです。今日しっかり悩みたいなと思います。」と熟考する考えを示し、最終決定は明日以降となりました。
3投手とも最後のアピール機会で好結果を残したことで、開幕ローテ争いは、誰が選ばれるか見通せない状況となりました。新井監督としては嬉しい悩みになったと思います。
今季の先発ローテはかなり層が厚くなりそうで、投手陣は安心して見ていられそうですね。