カープな毎日

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魔法の解けた大竹

2009年06月11日 23時20分12秒 | 試合結果
広 島 020 000 000 2
ロッテ 025 0015 10X 23
勝:清水2勝3敗
敗:大竹5勝3敗
本:[ロッテ]今江3号

 昨日の再現のように、2回に2死2,3塁から末永の2点2塁打で先制し、幸先の良いスタートでしたが、先発大竹が今日も大乱調だったのが誤算でした。
 先制した直後に早坂に2点3塁打を打たれて追いつかれると、3回には2安打2四球1暴投で勝ち越されて、なおも2死満塁で今江に満塁本塁打を浴びてこの回5点を失ってしまいました。
 そして、極めつけは6回に小松、ドーマン、森の3投手が打者3巡で12安打4四死球の猛攻を受けて、1イニング最多得点(失点)のプロ野球記録を更新する15失点。終わってみれば、23安打23失点の歴史的な大敗を喫してしまいました。
 さすがにここまで打たれると怒りも呆れるのも通り越してしまいますね。笑うしかないといった感じでしょうか。これがマツダスタジアムならプレート化されるのかもなどどいう笑えないジョークも飛び出しそうな試合ですね。でもここまでの大敗となると、次の試合に引きずることもないでしょうね。

 シンデレラは日付が変わると魔法が解けましたが、大竹は月が変わると魔法が解けてしまうのでしょうか。5月は46回無失点で絶対的な安定感を誇っていましたが、6月に入ってからは2試合連続で序盤に大量失点して降板。これは別人ではないかと疑ってしまいたくなります。
 どんな良い投手でも打たれてるときもあるので、前回は仕方ないと思いますが、2回続けてはいけません。その意味では今日の登板はどんな投球をするのか、注目していたのですが、悪い方になってしまいました。
 今回は今季初の中4日登板で調整が難しかったところはあったと思いますが、それを差し引いても、期待を大きく裏切った投球でしたね。これでは去年までの大竹と何も変わっていないですね。

 そして、大竹よりも酷い投球をしたのが3番手のドーマンです。6回に2番手小松が捕まり、1点を失いなおも1死満塁の場面でマウンドに上がりましたが、打者6人に対して4安打2四死球6失点で1死も取れず降板しました。
 いくら慣れない球場で、気合の入らない試合展開とはいえ、あまりにも酷い投球でした。あとを受けた森が可哀想でした。
 前回登板でも2/3回を投げて2安打1死球で2点を失っており、2試合連続で打たれていることからも、降格させるべきでしょう。今回は梅津の故障離脱で昇格しましたが、次回はちゃんと2軍で結果を出してから昇格させるようにしてほしいですね。ドーマンに経験を積ませるくらいなら、他の若手を投げさせた方が、将来のためになりますから。

 それから、なぜこんな試合に林を投げさせたのでしょうか。林ではなく、青木高を2イニング投げさせるべきでしょう。無駄に林を使うのはやめて欲しいですね。

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