カープな毎日

カープファンのひとりごと。

勝てなかったのか、負けなかったのか

2009年06月14日 22時20分27秒 | 試合結果
広島 000 100 020 100 4
西武 000 002 100 100 4
投:前田健-横山-シュルツ-永川-林-青木高
本:[広島]喜田剛1号

 両チーム合わせて13人の投手を注ぎ込んだ試合は、延長12回の激闘の末、引き分けに終わりました。
 4回に喜田剛の本塁打で先制しましたが、5回まで1安打投球の前田健が6回に捕まり、2死満塁から中村に逆転適時打を浴び、7回にも追加点を奪われてしまいました。
 今日は打線が粘りを見せて、8回に2死1,3塁からマクレーンの同点2塁打が飛び出し、延長戦に突入し、10回に代打末永の適時打で勝ち越すも、頼みの永川が2死1,2塁から同点に追いつかれてしまう始末。 
 11回はサインミスから4安打で1点も取れない拙攻で勝ち越せなければ、12回には無死満塁で内野5人シフトが成功し、無得点に抑えました。
 勝てそうな試合でありながら、負けても不思議ではない試合でした。これを勝てなくて残念ととるのか、負けなくて良かったととるのかは、微妙なところですが、12回に無死満塁の大ピンチで負けを覚悟しながら、奇策内野5人シフトが成功して
負けなかったので、良しとしましょう。

 12回の守備は大きかったと思います。2安打と敬遠で無死満塁のサヨナラの大ピンチで、ブラウン監督のとった作戦は、左翼を末永から小窪に代えて、小窪を二遊間に守らせました。これがピタリと的中して、栗山の打球は小窪の正面に飛び、7-2-3の併殺打となりました。記録上は左ゴロ併殺という珍記録ですね。
 悔やまれるのはこれが12回だったことです。こんな奇策が当たると、試合の流れがカープに傾くはずですが、残念なことにカープの攻撃は残っていませんでした。
 それでも、通常の守備隊形なら間違いなくサヨナラ負けだったことを考えると、延長12回を戦って負けて、しかも3連敗で広島に帰るのと、引き分けて帰るのとでは、チームの雰囲気は全く違うはずです。その意味では大きなプレーだったと言えます。これでチームの雰囲気が良くなることを願います。
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