カープな毎日

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前田智350二塁打を白星で飾れず

2012年04月22日 20時38分55秒 | 試合結果
中日 100 100 001 3
広島 000 010 010 2
勝利投手:浅尾1勝
セーブ投手:岩瀬1敗8S
敗戦投手:サファテ1敗3S

 野村は初回に1死から2塁打を打たれると、2連続四球を与えて満塁としてしまうと、和田に適時打を打たれて先制を許してしまいました。ここは會澤の好返球で1失点で済みましたが、続く井端にも四球を与えて再び満塁としてしまいましたが、ここは平田を三振に仕留めて最少失点で抑えました。
 2回以降は徐々に持ち味の制球が良くなり始めましたが、4回1死1塁から梵の悪送球で1,3塁のピンチを迎えると、山本昌の一ゴロの間に追加点を奪われてしまいました。
 野村はここでも崩れることなく、走者を背負いながらも丁寧な投球で、後続を打ち取り7回を2失点に抑えました。

 低調な打線は3番に廣瀬、6番に會澤を入れて山本昌対策をしましたが、効果はなく今日も拙攻の連続でした。初回は1死2塁で廣瀬と栗原が凡退。4回無死1塁は栗原が併殺と4回まで無得点でしたが、5回に2死から1,3塁の得点機を作ると、梵が適時打を放ってようやく得点を挙げました。しかし、6回と7回は三者凡退に終わり、浅尾が出てくる前に追いつくことができず、敗戦ムードが漂い始めましたが、8回に浅尾を攻めて1死2塁から代打前田智が通算350本目となる2塁打が適時打となり、同点に追いつきました。なおも勝ち越しのチャンスでしたが、廣瀬と栗原が凡退して同点止まりでした。

 9回は必勝を期してサファテを送るも、四球をきっかけにピンチを招くと、大島に適時2塁打を打たれてしまい、その裏を岩瀬に三者凡退に抑えられてしまい、対中日戦5連敗となり、チームは5割に逆戻りしました。


 1番に起用した梵が4打数4安打と当たりましたが、それ以外の打者がさっぱり打てません。チーム全体で6安打で、残り2本は投手の野村と代打の前田智では、さすがに勝てませんね。
 DeNA戦までは好調だった堂林も中日戦では当たりが止まってしまい、2試合連続で無安打でした。堂林に限らず、DeNA戦の時とは全く別のチームのようです。戦う前から苦手意識を持ち過ぎているのではないでしょうか。過剰に意識し過ぎて力んでしまうと思うのですが、技術的な部分ではないので、簡単には解消できそうにありませんね。
 交流戦前にもう1度対戦しますので、それまでにチームの雰囲気が変わって、自然体で臨めるようになっていてほしですね。


 野村は立ち上がりだけが反省点でした。雨が降る悪コンディションだったこともあってか初回は制球を乱して、3四球を与えて失点に繋がってしまいました。それでも2回以降は修正して無四球で自責点0に抑えたところは、さすがの一言ですね。
 味方打線の援護が無く、守備にも足を引っ張られて2勝目はなりませんでしたが、この投球を続けていけば、自然と白星はついてくるでしょう。
 これだけ耐えて投げているのですから、早く打線が援護して2勝目をプレゼントしてあげてほしいですね。
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