カープな毎日

カープファンのひとりごと。

逆転負けで2年連続3位確定

2014年10月06日 22時13分05秒 | 試合結果
巨人 000 001 021 4
広島 010 000 000 1
勝利投手:宮國1勝1敗
敗戦投手:前田健11勝9敗
セーブ:西村4勝4敗6S


 前田健は、初回に不運な2塁打と安打で1死1,3塁とされるも、阿部を投ゴロ併殺に打ち取って無失点で切り抜けると、徐々に球のキレが出てきて、4回無死1塁ではアンダーソン、亀井、村田と後続を抑えるなど、走者を出しても粘りの投球で5回まで無失点に抑えました。 

 打線は、2回に連打で無死1,3塁とし、1死後に死球で満塁となり、會澤の犠飛で先制点を挙げました。
 しかし、3回の1死1,2塁ではエルドレッドが三振、松山が一ゴロに倒れて無得点に終わると、5回の2死1,3塁もエルドレッドが三振に倒れて宮國から追加点を奪えませんでした。

 6回に前田健は、安打と盗塁などで2死3塁とされると、アンダーソンの打席の時にまさかのボークで同点に追いつかれてしまい、球場の空気が一変しました。
 それでも7回無死1塁で、ロサリオが左飛を捕球後に1塁に好返球して飛び出していた1走を刺して併殺を完成させて、ムードが変わったかと思いましたが、8回に2死から安打と四球で1,2塁として、アンダーソンに2点適時2塁打を浴びて、勝ち越しを許してしまいました。

 打線は7回に2死から安打と牽制悪送球により2塁に走者を進めましたが、菊池が左飛に倒れて無得点に終わり、8回は高木京に三者凡退に抑えられて、9回には中崎が1死2塁からロペスに適時2塁打を浴びて、3点差となり試合が決してしまいました。
 9回裏は西村に三者凡退に抑えられて巨人に逆転負けして、74勝68敗2分となり最終戦で3位に転落し、CS地元開幕は夢と消えました。

 今日は今季限りで現役を引退する横山がブルペン待機していましたが、登板機会がありませんでした。試合後には引退セレモニーが行われ、倉を相手に最後の1球を投げたとのことでした。
 最終登板を見ることができず、とても残念でした。最後にこの目に焼き付けておきたかったですね。横山さん、20年間お疲れ様でした。


 今季最終戦は2位を賭けた大一番でしたが、今季を象徴するような試合内容で、逆転負けを喫してしまいました。
 打線は、宮國に対して4度も得点圏に走者を進めながら、挙げた得点は2回の犠飛による1点のみで、4番エルドレッドは2度の好機に連続三振で打点を挙げられませんでした。

 前田健も、初回と2回のピンチは無失点で凌ぎ、5回まで無失点に抑えながら、6回に自らのボークで同点とされ、8回には2死1塁で阿部に四球を与えた後に、痛恨の適時打を浴びてしまいました。
 特に6回はアンダーソンを追い込みながら、自らのミスで同点とされてしまいました。

 カープは、打線が前半の好機で得点できず、中盤以降にミスから失点して逆転されて、しまい、一方の巨人は、6回に1安打で1点、8回には2死無走者から2点を挙げており、勝負強さ見せつけました。
 カープとはあまりに対照的で、今季最終戦は巨人を強さを改めて実感する試合でした。
 この悔しさを忘れず、失敗を糧にして今週末からのCSファーストステージを突破して、再び巨人と対戦する権利を得てほしいですね。
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