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黒田7回無失点で復帰後初白星

2015年03月29日 22時19分08秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 010 1
広島 000 010 10X 2
勝利投手:黒田1勝
敗戦投手:杉浦1敗
セーブ:ヒース1S


 黒田が復帰後初の公式戦登板となり、スタンドからは「おかえり」の合唱が繰り返され、「15」の人文字も作られるなど、異様な盛り上がりを見せる中で試合が始まりました。

 黒田は本調子では無く、毎回のように安打を浴びる苦しい投球でしたが、ツーシームで凡打の山を築かせて得点を与えませんでした。
 2回には先頭の畠山に2塁打を浴びて、無死2塁のピンチを迎えるも、ユウイチ、大引き、中村を狙い通りの内野ゴロに打ち取り無失点で凌ぐと、5回1死1塁では杉浦の投前犠打を好フィールディングで併殺にするなど、守備でも魅せました。
 6回にはミレッジに初の四球を与えるも、雄平を中飛に打ち取って、難なく後続を抑え、7回を96球で5安打5奪三振無失点に抑えて、マウンドを一岡に譲りました。

 打線は、1番に野間を起用してテコ入れを図りましたが、今日も拙攻の繰り返しで、なかなか黒田を援護できませんでした。
 初回に野間がプロ初安打となる2塁打で出塁し、1死3塁の先制機を作りながら、丸とグスマンが凡退して無得点に終わると、2回1死1,2塁では黒田が三振、3回1死2塁は丸が三振、グスマンの四球を挟んで松山が一ゴロに倒れ、4回2死2,3塁では野間がニゴロに倒れ、イライラが募る展開となりました。
 しかし、ようやく5回に連続四球で1,2塁のチャンスを貰うと、梵が適時2塁打を放って、ようやく1点を先制しました。
 7回には1死1塁からグスマンが適時2塁打を放ち、待望の追加点を挙げました。

 8回からは一岡が登板するも、2塁打などで1死3塁とされ、内野ゴロの間に1点を失ってしまい、9回はヒースが2安打などで1死1,3塁のピンチを招いてしまいましたが、スクイズ失敗に助けられて無失点で凌いで、辛くも逃げ切りに成功しました。


 今日は、分かってはいましたがマツダスタジアムは異様な雰囲気に包まれ、さすがの黒田も雰囲気に飲まれて、力が入り過ぎたようでフォームのバランスが悪くなり、本来の投球ができなかったようです。
 それでも、持ち球をフル活用して、強力ヤクルト打線に内野ゴロの山を築かせて、連打を許しませんでした。ピンチの時に、しっかりと狙い通りの球を投げられるところは、黒田だから成せる技ですね。
 最後はヒースがヒヤヒヤでしたが、黒田に白星が付いて本当に良かったです。この1勝でチームに勢いが生まれると思うので、このまま開幕ダッシュといきたいですね。


 黒田の影に隠れてしまいましたが、野間が初スタメンで2安打を放ち、潜在能力の高さを示しました。初回と3回は共に先頭打者として出塁して、チャンスメイクして1番打者としての役割を果たしました。しかし、4回に先制機で凡退したのは、これからの課題ですね。
 野間の能力を見抜いた緒方監督の眼力の凄さには驚きましたね。

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