野球殿堂博物館は、今年の殿堂入りを発表し、競技者表彰のプレーヤー部門で元カープの黒田博樹氏と元中日監督の谷繁元信氏が選ばれました。
黒田球団アドバイザーは、96年に逆指名ドラフト2位で入団し、低迷期のカープをエースとして支え、05年は最多勝のタイトルを獲得しました。また、04年はアテネ五輪日本代表として銅メダル獲得に貢献するなど、球界を代表する投手となりました。
07年オフにFAで大リーグのドジャースへ移籍し、その後ヤンキースに移籍するなど、米国でも安定した投球を続けて活躍しました。
その後、14年オフに大リーグ球団から大型契約を受けながらカープに復帰し、16年には球団25年ぶりの優勝に大きく貢献するとともに、、その後の3連覇の土台を築きました。
新井監督が就任した昨季からは球団アドバイザーに就任し、主に2軍の投手を中心に指導を行っており、昨季の2位躍進を影から支えました。
黒田球団アドバイザーは、カープへの貢献はもちろんのこと、球界全体に大きな影響を与えており、現役引退した現在でも球界の発展に寄与しているので、殿堂入りは驚くべきことではなく、当然のことと思われます。
これからもカープはもちろんのこと、球界のためにも尽力してくれることでしょう。そして、今回の選出によりカープのレジェンドから球界のレジェンドになりました。ファンとしては嬉しい限りですね。