茫漠と空
暗闇 満ちて
ガラス片を散らした 星々
月明かり 銀の細い線
その腕を伸ばし
木々の枝
関節は節くれだち
月から伸びた銀線
冬枯れの枝に接点を求めて
その成長に揺れている
暗闇を踊る光波
うねりは 厳しく空を律動し
凍りついた メロディ
深深とふけてゆく
暗闇が深い 夜の底
月光は深い闇で
輝きを増して
銀盤の鏡の冷たさを きわ出させて
闇は光の母のよう
立ち木の影
夢の匂い
そっと外を見つめ続ける
なにもかも
ガラスの破片の輝きの夜
月光を見つめ
暗闇 満ちて
ガラス片を散らした 星々
月明かり 銀の細い線
その腕を伸ばし
木々の枝
関節は節くれだち
月から伸びた銀線
冬枯れの枝に接点を求めて
その成長に揺れている
暗闇を踊る光波
うねりは 厳しく空を律動し
凍りついた メロディ
深深とふけてゆく
暗闇が深い 夜の底
月光は深い闇で
輝きを増して
銀盤の鏡の冷たさを きわ出させて
闇は光の母のよう
立ち木の影
夢の匂い
そっと外を見つめ続ける
なにもかも
ガラスの破片の輝きの夜
月光を見つめ