かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

奇跡か?咲かずの洋シャクヤクが開花しました。

2010-05-24 08:10:12 | みちのく号の車窓から
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今朝は曇り、風か少しあります。これから雨の予報の鹿角です。

風といえば、昨日大潟村から戻ったのが夕方5時頃ですが、菜園の脇に立て掛けていた野菜支柱や耕うん機に掛けていたシートが倒れたり、飛ばされてたりしていました。

ショックだったのはインデアンサマー(赤ラズベリー)が花芽が付いた先から20cm位のところで折れていたことです。

慌てました・・だってあんなにしなやかなラズベリーが折れるほどの風が吹いたのかと、幸いにも他の野菜には異常は無くホッとしましたが、土曜日に定植した60本の枝豆の苗は全て同じ方向に傾いていました。
家に入り「今日、風強かった?」と聞くと誰もうんとは言わないので、中にいると気付かないほどの短い時間に強く風が吹き抜けたのかもしれません。

昨日はもう一つ嬉しくなる・・といいますか、驚くことが帰宅した私を待っていました。

爺さんが側にきて「赤い花咲いでらし、他にも花芽付けでら・・」とやや困惑な様子。

「洋シャクヤクか?やっと咲いたのか・・イガッタしゃ」と言うと「オベデラのなぁ?」と聞くので「んだ、花芽だなぁって見デダ・・」と・・

それでも不思議そうにしているので、トドメの一言を「咲かねから、切って捨てるだの言って、別の洋シャクヤク植えてや、咲いた咲いたってやってる様子に、嫉妬して見返すつもりで咲いたんだべぇ」

実のところ私自身も花芽を見た時は驚きました。

この洋シャクヤクは多分我が家に来てから一度も咲いた事はありません。亡くなった母が赤い色の洋シャクヤクに憧れて30年以上も前に植えたのですが、今年は、今年こそはとの期待を外し続けていました。

昨年春に「捨ててしまえ」と言う爺さんを無視して、老梅の側に移していました。

この老梅も一昨年まで「切り倒す」と爺さんが息巻いていた木ですが昨年から復活の兆しで今年も花を沢山咲かせました。

今回の洋シャクヤクも移植から1年たち花を咲かせましたので、この二つの老木に同じ様な変化をもたらしたのは多分・・・爺さんの言葉?・・・いいえアレでは?とワクワクさせられています。