生めよ殖やせよ時代、9人兄弟の末弟として生まれた私は、小学校入学式は太平洋戦争の終戦の時、食べる物も着る物も何もかもが不足に不足していました。
入学式のおめかしは、同じ子だくさんのお隣のお兄ちゃんの履き古され、継ぎの当たった制服のお下がりを着ての入学式でした。 お赤飯、とんでもない。サツマイモだらけでご飯粒が見えない芋ご飯でした。 それでも上等の方だったようです。
こんな生活はもうしたくありませんし、させたくもありません。憲法を守っての今の生活が一番です。
遅い昼飯を食べながら国会の質疑を聞きました。今日からＴＰＰ質疑が始まったようですが政府答弁を聞いていると秘密契約にサインして参加したからと、野党が要求してやっと出してきた交渉記録は真っ黒に塗りつぶされて居ました。
これでは審議のしようが無いと野党が問い詰めると「外交交渉の中身、相手国の要求などが公開されるので、つまびらかに出来ないといて、なんとしても答弁しようとしません。
国会で議論され、その結果をマスコミが報道しない限り私たちは、私たちに一番影響のある重大問題を知ることが出来ません。秘密交渉で決めたＴＰＰの条項だけを発表して「これに従って進めて行きます。」では、国益を守る、国益を守ると何回言ってもその中身が解らないことには国民は信用できません。
安倍首相は、「外交というものは、相手があることだから交渉内容は必要ない。決まったことだけを公表し、それに従って外交を進めれば良い」とも言っています。
安倍首相は、海外旅行が好きなわけは、国内で決める前に国外で発言し、外交内容を決め、それを国内に持ち込んで政策を立て実行する阿部方式を貫きたいためではないでしょうか。
こんな首相を長生きさせたら、大金持ちを除いた私たちは貧しくなるばかり、やせ細って朦朧として生きる人間にされて今します。
戦争法廃止。ＴＰＰ批准阻止。沖縄の米軍基地建設阻止と国内の米軍基地撤去。の声を大きく大きくして行きましょう。