暑つーい、アツーイ、これで何日になるだろうか。半世紀前の頃には夕風が立つ頃になると道祖神の広場に浜いかだを出し、若者たちが集まり、ハーモニカが上手な青年が吹く流行歌を聞きながら涼んだものです。
浜筏などという涼み台を知っている人は私らのような高齢者だけでしょう。もっとも、当時は扇風機さえなかったのですから。ウチワでカを追いやりながらの夕涼みでした。
今では、クーラーを利かせた部屋でをビールを飲んで、テレビを見ながらの夕涼みというところでしょうか。文明の利器は人々をバラバラにし、情緒をなくしてしまうような気がします。
写真はサバンナの夕日です。