命の爪痕

俺が無性にブログを更新している時は、命について考えている時

今回はそうではないが、自分の病気の事でインターネット上をまさぐっている時にたまに見かける光景がある

自分（や近しい人）の病気の事をブログで書いていて、突然更新が途切れるものをたまに見る
１つは、書けなくなったという事
もう１つは、書く意味が無くなったという事

俺と同じ本態性血小板血症は病状の幅が広いので、ほぼ無害の人から致死の症状まで進展する人もいる
俺はどうやらストレスさえなければ、健康な人と変わらない生活を送れるようだ（今は）
自分もいつ悪い方へ流れるか分からないという無意識の恐怖心から
俺は確かにこの世界に存在したのだという痕跡を残したいのかな、と思った


そして健康とそうでない中間にいる存在から見て、健康な日本人が自分を「不幸だ」と思うのは傲慢だと思う
生まれながらに不治の病という呪いをかけられている人、生まれた場所のせいで明日の食料すらままならない人

日本で健康に生まれた人間がいったいどれほどの幸福を既に約束されているのか分かって言っているのか
あなたより不幸な人間はこの世にまだ何億人も存在するんだ
それでも不幸というのなら、俺はもはや何も言うまい