娘を怒らせるのは簡単である。
1秒でできる。
「雨が降るみたいだから傘をもっていきなさい」「寒いからもう一枚着れば?」「髪は結んだ方が可愛いよ」
このような慈悲深き言葉が効果抜群である。
なぜなら
1秒でできる。
「雨が降るみたいだから傘をもっていきなさい」「寒いからもう一枚着れば?」「髪は結んだ方が可愛いよ」
このような慈悲深き言葉が効果抜群である。
なぜなら
そんなことは自分で決めたいから。
たとえ寒くても濡れてもブスでも、辛くても苦しくても未熟でも失敗しても、それは自分で引き受けたい自分のもの。
その領域にズカズカ入ってこられるのが嫌なのである。
自分で決めたいという、かけがえのない楽しみを奪われたくないのである。
大人になっても、人がいつまでも文句を言ってることがとにかくこれだった。
自分で決めたかった。
恐るべし「~させられた」の根深さよ。
一方で「~させたい」という使命感にボーボーと燃えたぎってる人もわんさかいる。
「させられた人」が一転「させたい人」に豹変する場合もある。
「~させたい」VS「自分で決めたい」の攻防。
これが世の争いの根源なのかと思った。
使命感に燃えた人は、一つを抜け出しても次から次へと現れる。
中には
「これからも間違ったものは破折する。これは仏様からのメッセージなんだと受け止めた」
とここまで誓ってる人までいる。
「ザ・~させたい人」の最強である。
自分で決めたい人はそんな鬼のような執念をかわし、逃げ、笑いながら駆け抜けろ!!
それが自由だ~\(^▽^)/
