珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

娘との会話22

2020-12-20 | 娘と夫の話
娘が仰天することを言った。
「私は人の話をよく聞ける人間になりたいの。本当は得意じゃないけどそれを少しでも克服したい。例えば私が愚痴を聞いて、それが人の役に立つなら嬉しいの。どうぞママ、私に愚痴を言って。言いたいことはあるでしょ?コロナでしょ?私をサンドバッグだと思って全部話して。クラブのママみたいに優しく聞いてあげるから」

えええ?いいの?と私が面喰いながら、
「じゃあ遠慮なく言うよ」(ホントに遠慮ない( ̄∇ ̄) )と2分ほど話したら
「ええ?たったそれだけ?もっと言っていいよ」と言ってのけたので、何か変なものでも食べたのか?と思ったら、そういえば夕食に実母からフグ刺しが送られてきたので、生まれて初めて食べたそれが原因とした。

「フグや、フグのせいや」と言ったら、娘も
「人間ってたまには酔っぱらって、気分が変わることもあるよ」と言ったので確定である( ̄∇ ̄) 

私は「そうでないと入れない」ルールが定められているところなら、マスクはするけど、機械的にテープレコーダーが「マスクの着用をお願いします」とアウアウンスしているところならマスクはしない。
これが唯一正しいと思っているわけではないけど、私の中ではいい加減こうしないと、この先ずっと延々言いなりにされると思って、それが嫌だから自分の意思でそうしている。
でも向こうの言い分を全く聞かなかったわけじゃなくて、自粛という有無をいわせない国家権力に一度はかっちり従った。
これ以上は、ええ加減にせいよと思っている。

もちろん、この騒動が事実なら理解するし、マスクに効果があるなら私は従う。
だけど、明らかに嘘を言ってることが解るから私は反発している。

この「コロナを恐れてマスクをする」の意味は、今は全く違う意味で使われている。
ウイルスそのものに対してではなくて、
軽症だろが無症状であろうが、陽性反応が出たら、それは「とんでもない不祥事を犯した感染者」で、
マスクをしないのは、「そんな不祥事を起こすことに協力しないマナー知らずの迷惑者」としてカウントされ、
それで職場からは離脱を宣告され、
場合によっては解雇されたり、周りの人間まで隔離されたり取引停止になったり、家族なら子供は学校に行くことも受験することも禁止されて、人生をメチャクチャにされることも厭わない。
あの手この手を使ってでも、徹底して迷惑をかけるマナー知らずにさせる。
だからマスクをする。
それを恐れてマスクをする。

本来はこんなやり方を作った人が悪いのに、気がつけばそれに従わない末端が悪いとなって攻撃は末端にいく手管を使う。
この構図はどこの世界も同じになる……

母のボヤキは全部は語らなかったけど、一つだけ娘に聞いた。
「ピノコは正直どう思ってるの?」

「正直に言うと、私は大袈裟と思っている。なんでこんなことで修学旅行が中止とかになるの?と思った。
ママみたいなこと思っている人はいると思う。だけどそれを言葉にして言う人はあまりいない。世の中ってそういうものだと思う」

私のタフな相棒になりつつある、14歳である。
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