卒業

娘が中学を卒業した。

３年間、無遅刻無欠席無早退で、友達にも先生にも恵まれて、これ以上の一体何を望もうか。

善き先生や学友に心からの感謝と未来へのエールを送りつつ、卒業式は欠席した。

そう。このせっかくの涙が出そうなくらい愛しい門出に、一人残らずマスクをして、歌も歌わせず、ディスタンスをとって並ぶために体育館での父兄のスペースがとれず、教室からリモートで観覧させるような式典には出たくなかったからである。

中学卒業という、先生と生徒と父兄以外は口出ししてほしくない空間に、呼んでもいない役人や政治家が得意げにしゃしゃり出たら興覚めする。

授業も、部活も、修学旅行も、文化祭も、体育祭も、合唱コンクールも、卒業アルバムも潰した上に、卒業式までも口を挟んだ、御用学者や小池百合子はじめ政治家役人を私は吐き気がするほど軽蔑する。

子供たちへのイエスと、彼らへのノーを、同時に強く強く強く送った「心の卒業式」であった。

子供らはその後、仲良し１０人でカラオケにいってはじけるという。

どうぞ密になって歌いまくって、くだらない大人の欺瞞を吹き飛ばしてくれーーーーーーー！！

この支配からの卒業～♫ってやつね。