釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月31日 久し振りにブリ

2021年04月01日 | 日記
「下潮が抜けます」

「少し上げると、ジグに抵抗を感じます」

下潮が動きが悪いみたいで、その少し上アタリを狙う。

潮の色は、少しずつ良くなっていると思うのだが、動きに緩慢さが見られるようだ。


ベイト反応を見ながら、少しずつ流すコースを変えていく。


海底付近を丁寧に探っている脇坂さんに、バイトが来た。

竿先が、グッと下がったが針に乗らなかった。

「何か居る」

脇坂さんも、黒原さんも、海底付近を探る手を休めない。


黒原さんに、アタリが来た。







ドラグ音が鳴る。

「良い音が聞こえますね」

巻き上げては、走られる。

楽しい緊張感が、楽しい時間を作ってくれる。

「ゆっくり楽しんでくださいね」

じっくりと構えて、焦ることなく巻き上げていく。

「見えました。ブリです」





無事に、船上に上げたブリ。


98センチ、8.5キロの重量感が心地よいブリ。

「久し振りに、来たね」

黒原さんと、ハイタッチして喜びを分かち合う。


脇坂さんにも、強いアタリが来た。





動きが緩慢な潮の中から、アタリを引き出す。

笑顔で、やり取りを繰り返すが…。

後少しで、針が外れた。

潮の動きが悪い分、食い込みが浅いようだ。

「まだ居るはず」

ポイントを流すコースを変えて、探り続ける。


海底に張り付いた様な、ベイト反応が出てくる。







ワニゴチが来た。

アヤメカサゴ、ウッカリカサゴが、連続でヒットしてくる。


しかし、風が北東に変わり始めた。

少しずつ、ウネリも高くなってきた。


ポイントを変える。



ニベがヒットしてきた。


北東の風と、ウネリを避けるようにポイントを変えていく。

内場に入ると、フグが邪魔し始めた。


「沖には出られそうにないですし、引き上げますか」

フグが出てきた時点で、納竿とした。